1 すべてのネットワークから切り離す。ネットワークへの接続を続けていると、自分自身が感染源となってさらにウイルスを増殖させることになります。2 駆除ツールを入手する。新種のウイルスが発見されると、ウイルス対策ソフトメーカーが早急に駆除ツールを開発し、Webサイト上で提供します。ウイルスに感染していないコンピュータで、USBフラッシュメモリなどの外部記憶媒体に駆除ツールをダウンロードします。3 駆除ツールでウイルスを取り除く。駆除ツールをダウンロードした外部記憶媒体をウイルスに感染したコンピュータに挿入し、駆除します。その際に外部記憶媒体もウイルスに感染した可能性があるので、同時にその媒体も駆除ツールでチェックしておきましょう。ウイルス対策を万全にしていても、新たに作り出されたウイルスに対しては防ぎようがありません。もしもウイルスに感染してしまった場合は、以下の手順でウイルスを駆除しましょう。ネットワーク経由での感染インターネットが普及する以前は、ウイルスを忍び込ませたプログラムやファイルが、FDなどの記憶媒体を介してほかのコンピュータに感染するというのが一般的でした。しかし、現在では、ネットワークに接続するだけで感染するという「ネットワーク感染型」が主流となっています。この種のウイルス感染を防止するためには、端末へのセキュリティパッチの適用、ウイルス対策ソフトの導入など、恒常的な端末のメンテナンスが必要となります。メールからの感染メールの添付ファイルを開いたり、メールを画面に表示するだけでウイルスに感染する場合があります。ウイルスに感染した場合最新のウイルスコンピュータウイルスは次々と新しいものが作り出されています。そのためウイルスに関する最新の情報や対処法などを常にインターネットなどから収集するようにしましょう。そして皆さんのコンピュータを最新のウイルス対策が施された状態にしておくことが大切です。ウイルスの感染経路ダウンロードしたファイルからの感染インターネット上ではたくさんのファイルが公開されていますが、ウイルスに感染したファイルをダウンロードすることでウイルスに感染する場合があります。悪意のあるWebサイトからの感染Webサイトをブラウザで表示・閲覧するだけでウイルスに感染する場合があります。USBフラッシュメモリなどからの感染ウイルスに感染していたコンピュータで使用されたUSBフラッシュメモリなどの外部記憶媒体をほかのコンピュータで利用する際に、ウイルスに感染する場合があります。020Alert本学情報環境でウイルスに感染したときはウイルスに感染した旨の警告が出た場合は、他への感染を防ぐためにも速やかにパソコンの使用を終了してください。同時にヘルプデスクまで必ず連絡し、その指示に従ってください。
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