ラフィック、タイポグラフィーなど、平面系デザインの実践的能力の獲得と向上を目的とする試みである。2020年度は、ナチスによる戦争と支配に抗った学生集団「白バラ」の抵抗運動の記録『白バラは散らず』がピックアップされ、リデザインの対象となった。なお本プログラムは、ラインワール大学との共同による国際的な取り組みである。各校の学生は自らの作品を制作するだけではなく、展覧会の開催や作品集の制作など、互いに意見交換を行いながらの実践が進められた。創ることを軸としながら極めて意義深い交流が進められた。 リデザインされた『白バラは散らず』 「ネヲハル」展示風景 75 Faculty Development
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