71 図1 取り組みの概要 さらに、教員の研究能力の向上を目的に、学部開設時からリサーチセミナーやポスター掲示、研究設備整備費活用による取組みの紹介も進めています。 最後に、これまでのFD活動を振り返っての所感です。テーマは単年度で考える傾向にありますので、継続的なテーマで取り組むことが望ましいと思います。例えば、2022年からはVision150 第2期(2022-2026) アクションプランがスタートしますので、それに関連したカリキュラム評価や教育方法に関するテーマ選定が想定されます。さらに、基礎看護教育において教員に求められる能力は、教育実践能力、コミュニケーション能力、看護実践能力、マネジメント能力、研究能力であることから、研究科FDやリサーチセミナーを継続しつつ、さらには、最新の医療動向に関するテーマ(例えば、AI(人工知能)の活用、遠隔医療や遠隔看護など)も扱いたく思っています。 Faculty Development
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