時系列で見られるのですが、2007年から2016年までかけて、実はほとんど変わっていないのです。やはり、アメリカとの差はかなり大きいのです。これは、どうしてなのかということになるわけです。 いろいろとやっているのだけど、どこかやはり、少し抜けているところがあるのかもしれません。先ほどごらんになりましたように、実は、グループワークが非常に流行っているのです。これは、若い先生だけではなくて、結構年を取った先生もこういったことをやっているわけで、これはメリットがあると思います。 学生の授業への参加意欲を引き出します。今の学生は、自分を表現したい、他の学生が何を考えているのかを知りたい、いってみれば、スマホでSNSをやっているような感じで、あのようなことをやりたい意識が、非常に強いわけです。ある程度、グループワークをやることによって、他人を受け入れ、共同することを学ぶことは、そういう意味ではいいのではないかと思われるのです。しかし、どうもその場の満足で終わっているらしいのです。47 Faculty Development
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