メリカのシステムの再導入が、今行われていると言っていいのかもしれません。 授業の改革は、こういった雰囲気もあって、2000年代に入って進んできました。これは、私どもが2008年と2016年にやったもの、8年くらいの差です。ちょうどこれは、日本の大学教育改革のことが議論になった時代です。これは大学の先生に、すでにやっていますか、力を入れていますか、あるいは、やっていないということで、すでにやっているか、力を入れているかというところの数を総計したもので、左側が2008年、右側が2016年です。 小テストなどは、かなりあちらこちらでされています。理解しやすいように工夫しているということは、やはり、65%から74%まで増えています。特に、グループワークなどが増えています。それから、補助的指導、提出物へのコメントなど、このように、かなり授業が改善されています。短い期間でしたが、2000年代に入ってから、かなり改善の傾向にあることは事実です。特に、授業のやり方で理解しやすくすることを目指しているなど、授業のやり方を分かりやすくしようという傾向が、非常に強くなっています。 私どもがやった調査の後、学生の教室外の学修時間を、文科省で全国調査をやるようになりました。 46 Faculty Development
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