FDreport_vol16
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真真部部 先生、本当にいろいろな詳細なご説明をいただきまして、ありがとうございました。少し学生さんの反応という意味で、最後に統計検定を受けるようにとお勧めになられているということなのですが、4割引やただなど、どのぐらいの学生さんが普段は受けていて、今回はどのような感じなのでしょうか。 宿宿久久 はい。実はこの文化情報学部以外の他学部の学生さんの増分は、10人くらいです。だから、10から20ぐらいですか。それぐらいが増えたぐらいで、まだまだ周知が足りていないという状況なので、この資格を持っているとどうなるかという、そこの周知もこれからやらなければいけないというところです。 もう一つ言えば、データサイエンス概論の受講者数の目標値はもっと高くて、5,000は出したいのです。われわれの入学定員は6,000人なので、4,000の後半から5,000ぐらいは毎年受けてくれるように目指したいと考えています。そのための施策として、今度、同志社の学園祭、イブ祭の方で、NRIさんと組んで、文系向けで何か少し面白いイベント、ゲーム性のあるイベントをやるなどのようなことをやって、少しやはり社会系、文系の人たちに目を向けてもらうような努力をしたいです。統計検定まで行くより、まず、この講義を受けてほしいというところで、まだまだこれからというプログラムでございます。 真真部部 ありがとうございます。もう一つなのですが、演習などをして、やはり手を動かさないとだめだということだったのですが、感想を書くだけではなくて、やはりコンピュータを扱うといいますか、計算させるなどだと思うのです。フルオンデマンドでどのぐらい学生が実質的に、最近オンデマンドは2倍速で聴くというような学生さんも多い中、どのように働きかけていらっしゃるのでしょうか。 宿宿久久 やはり課題といいますか、彼らは宿題というと、とてもセンシティブになってやるのです。だから、課題を出すということが大事かと思っていまして、課題の中では何をどう使えなどと書いていないのです。けれども、電卓レベルだと相当しんどいです。だから、エクセルは最低限使えれば、逆に言えば、エクセルがあれば完璧にできるぐらいの問題を出しています。でも、あれせい、これせいは言いません。そんな形でやっているので、かなり突き放したやり方かなと思って、来年以降はもう少しそこを、演習に関して誘導してもいいかと、これだとできるでしょうか。 今、実はフィードバックの方で、講義内課題は解答を出していますと言いましたが、これも紙で解答をバンと公開するだけなのです。来年度以降はここの解説はやるかと、さすがに少し現状は不親切かと思っているので、高校生も受けられるということなので、解説動画をまた作るかということで、少し頑張ろうかというところでございます。 39 Faculty Development

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