FDreport_vol15
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Faculty Development QQ77.. ⾃⾃主主学学習習 「⾃主学習を促す⼯夫がなされていましたか。」 同じ区分の平均値が4.0(2019年度春学期)→ 4.2(2020年度春学期)→ 4.1(2020年度秋学期)→ 4.3(2021年度春学期)と順調に伸びています(もちろん、今学期より尺度の修正を⾏っていますので、この影響でこれまでよりも⾼い⽬の数値が出ている可能性はあります)。 しかし、度数分布が⽰すように(図21、22)、全ての学科・科⽬区分で4以上となり、教員から学⽣への⾃主学習を促す⼯夫はより精緻になされているようです。であれば余計に⾃主学習時間が少なくなってしまっている事の問題の深刻さが浮かびあがってきます。すなわち、教員からの働きかけだけでは⼗分ではないということを⽰しているからです。今後は、吉⾒(2021)が主張するように、抜本的な改⾰、例えば、2学期制から4学期(クオーター制)などへ移⾏することよって海外の⼤学のように受講科⽬数を減らしその代わり、週2回や2時間連続などの時間割により、より集中して学ぶ⽅法などを検討する必要が出てくると思います。 図 21. ⾃主学習(Q7, 2020秋) 図 22. ⾃主学習(Q7, 2020春) 58

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