Faculty Development 各各項項⽬⽬のの⽐⽐較較 さて、本年度の結果について、これまで蓄積してきた授業アンケートとも⽐較しながら、以下、概観してみたいと思います。この総評は、既に教務部で分析された「報告書」をもとに総括することを意図しています。まず、2021年度の授業アンケートより導⼊されました満⾜度についての質問項⽬から検討を始めたいと思います。 QQ99.. 満満⾜⾜度度 「この授業は全体として満⾜できる内容でしたか。」 4件法で分岐点が3.5(3.5以下は否定的、3.5以上は肯定的)であることを考慮に⼊れると、2021年度春学期の授業はどの学科・科⽬区分とも授業に対する満⾜度は⾮常に⾼いと⾔えます。図11が⽰すようにほぼ4.5に回答の平均点が集中しています。これは本学としては喜ばしい結果と⾔えます。次は各学部・学科で科⽬による満⾜度を検討し、満⾜度の⾮常に⾼い科⽬からはその秘けつを学び、仮に満⾜度の低い科⽬(群)があれば改善策を検討する必要があると思います。授業に対する包括的な満⾜度は、いわば他の項⽬を総括する究極の授業アンケート項⽬であり、各学部や学科、ひいては⼤学の盛衰を占う重要項⽬です。 図 11. 遠隔授業実施(Q9, 2021春) 51
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