23 アクティブ・ラーニングの技能を使う。 4 即時にフィードバックをする。 5 課題に要する時間の重要性を強調する。 6 学生に強い期待を伝える。 7 学生のさまざまな才能と学習方法を尊重する。 上記の7つの原則は今から30年以上前にアメリカで唱えられたものではあるが、現在 の日本でも当てはまる授業の基本原則ではないだろうか。ただ、過去と現在の原則をめぐる環境の違いは、現在の日本ではこのような原則の実践が教員個人だけではなく、大学全体で組織的に取り組むことが求められている点にある。いかに大学全体で組織的に原則を実践につなげるかが鍵となっている。 その意味で、このFDレポートは個人の実践を越えて、大学全体の取り組みの一つとし て位置付けられる。今後の本学のFDが学習観の変化に対応でき、より組織的な取り組み に発展することを願いたい。 Faculty Development
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