Faculty Development 日 時 4月7日(水)10時00分~11時30分 テーマ 「respon操作説明会」 講 師 株式会社朝日ネット 山崎 祥平 開 催 Microsoft Teams ははじじめめにに 2021年度より、オンラインでの出席管理システムとしてresponを導入するにあたり、本学教職員・嘱託講師を対象に、「アクティブ・ラーニング ワークショップ」として操作説明会を実施した。 これまで、コロナ禍において紙を媒介した接触を避ける目的や、オンライン授業等での出欠を取る目的から、オンラインシステムでの出席管理ツールの導入要望が寄せられていた。 既存の出席用紙やOMRマークシート用紙による出欠管理は、用紙の配付や出欠情報の登録に教職員いずれもの負担が発生しており、受講者数の多いクラスでは出欠確認のための作業時間がより多く必要であり、そのため授業に費やすべき時間が少なくなる、あるいはそもそも出欠管理が非常に困難な状況であった。 また、退学する学生の防止や高等教育の修学支援新制度への対応等のためなど、出席管理の必要性は様々な面においてより高まってきているといえる。 こうした中で、本学でもこれまでいくつもの「出席管理」のための手法やツールについて検討してきたが、設備投資の費用や機器のメンテナンス性、集めたデータの使いやすさなどの点から、2021年度より「respon」を導入するに至った。 ワワーーククシショョッッププ概概要要 本ワークショップでは、「respon」と機能連携をしている本学授業支援システムmanaba(マナビー)の管理・運用を行っている朝日ネットの山崎祥平氏を講師として招聘した。まずは、概要説明として、3つの機能(「出席管理」「クリッカー」「アンケート」)について説明を受けた。その後、それぞれの機能の使用方法について、manabaの画面でデモ操作を行って具体的な点を確認する形で進められた。最後に、教員からの質疑応答を行った。 おおわわりりにに 春学期の授業開始前という多忙な時期ではあったが、約130名の教員が出席していた。出席管理を目的として導入したresponだが、クリッカー機能を活用すれば、受講者数の多い授業においても、少人数のアクティブ・ラーニングに匹敵するような活発な対話型の授業展開を可能にすることができると考えられ、それ以外にも多くの活用の可能性を秘めていると思われる。 また、実施後のアンケートも、専任教員、嘱託講師いずれも「丁寧な説明だった」等好評であり、来年度も引き続き、より多くの授業でresponを活用してもらえるような仕組みづくりを検討したい。 ◇アクティブ・ラーニング ワークショップ 報告◇ 教育開発支援センター 26
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