Faculty Development また、授業の途中に入るレスポンタイムは、1)気分転換2)眠気覚まし3)他の学生の回答をリアルタイムに共有できて楽しいなど、集中力の低下を防ぐ効果があると考えられました。 当時、私はFD委員長として「学生FD委員会」を新しく組織して「学生FD委員」を募っていました。次のスライドにあるように、レスポン調査で興味のある学生が少ないことはわかりましたが、何人かは集まってくれました。また、大阪薬科大学の出席調査は、授業の途中に教室に入ってくる調査員が持参した携帯型ICカードリーダーで行っていました。これは、授業改善を目指すFD委員長の私にとっては、明らかに授業の妨げになると感じられました。そこで、学生にも出席調査方法の是非について意見をレスポンで求めました。変えた方がいい、授業妨害との意見が多く、レスポンによる出席調査への変更を求める声も多かったです。残念ながら、大阪薬科大学ではこれ以上のことはできませんでしたが、これらの経験が現在の同志社女子大学薬学部における授業でのレスポン活用に役立っています。 17
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