緊急事態宣言の延長を受けて(春期休暇を前に)

2021/02/05

学生支援部長 井上 敏典

 

ご承知の通り、11都府県に発出された緊急事態宣言は、栃木県を除く10都府県において、引き続き延長されることになりました。2月4日時点での新規感染者数は、関西各府県においても若干の減少傾向にあるようですが、依然として予断を許さない状況にあることは皆さんにとっても共通の認識であると思います。

秋学期定期試験が終了し、約2か月に亘る春期休暇を迎えます。例年ですと春期休暇の期間は、長期旅行(卒業旅行や海外旅行を含む)、帰省、友人との会食、レジャー施設や繁華街に出向くなど、気分転換や次年度の授業に向けての英気を養う期間となるものですが、本年度においては、例年とは違うという認識をもって責任ある行動が求められます。試験をやり遂げた開放感や気の緩みから、皆さんの行動や感染防止対策に油断が生じないよう十分に注意してください。

 

  • 不要不急(特に20時以降)の外出を控えること。
  • 人が密集する場所を避けること。
  • 旅行、レジャーを自粛すること。
  • 飲食においては、大人数、長時間を避け「黙食」を励行すること。
  • 特に飛沫拡大防止を心掛け、食後を含め、マスクなしの会話は絶対に避けること。
  • 懇親会や飲み会(コンパ)などは自粛すること。

 

新型コロナウイルス感染症の罹患者のうち、20代前後の若年層においては感染しても無症状や軽症で経過する者が多いとされていますが、最近では、重症化・死亡例に加えて、因果関係は明らかになっていないものの頭痛や味覚障害等の後遺症に苦しむ事例も報告されています。また、無症状の者が、大切な家族(基礎疾患や高齢者を含む)や友人に感染を広げてしまう危険性についてもあらためて強く認識してください。

本学が提唱する「Be Handsome」は、美しい行いをする人、他人を思い遣ることができる人になってください、というメッセージを込めています。感染防止対策やリスク回避の行動は、あなた自身の美しい行いであり、あなたに関わる全ての人達を思い遣る心に基づくものです。この提唱を「堅忍不抜の志」で皆さんに持ち続けていただきたいと思います。

 

2021年2月5日

 

帰国者・接触者相談センター又は保健所、医療機関から濃厚接触者或いはPCR検査受診の指示、検査結果の連絡を受けた場合、速やかに学生支援課へ報告してください。

【学生支援課】0774-65-8414