新型コロナウイルス感染拡大について(課外、クラブ活動時の注意)

2020/11/20

新型コロナウイルス感染拡大 ~ 課外(クラブ)活動について ~

 

全国の大学で、課外(クラブ)活動におけるクラスターが発生しています。当該クラブの活動停止に留まらず、キャンパス入構禁止措置など、その影響は授業を含めた全学規模に及んでいます。また、これらのケースでは、練習後の会食や部員同士の交流イベントなど、本来の活動内容とは異なる場面での感染拡大も散見されます。

課外活動において部員同士の交流は、重要な要素であることは十分理解できますが、「活動禁止」措置となった辛い時期を乗り越え、漸く課外活動が再開出来る現況を喜びとし、この状況を「守り抜く」という気持ちを皆さん一人ひとりが強く自覚することが必要です。コロナ禍において「今なすべきこと」に常に思いを馳せ、軽率な行動や「これぐらいは大丈夫」「私達は大丈夫」といった根拠のない身勝手な自己判断は厳に慎んでください。クラスターの発生は、他の学生(他大学学生を含む)・授業・家族など、影響は広範囲に及ぶことを忘れないでください。

部活動再開にあたって提示した「感染拡大防止対策(取組原則)」や皆さんに提出を求めた各部活動内容の実情に応じた「感染防止対策取組書」を再確認して、気の緩みや油断が部内で発生していないか、厳しく部員相互に検証してください。

 

一般の感染防止対策に加えて、課外(クラブ)活動従事者である皆さんに、特に留意していただきたい行動指針は「ウイルスの飛沫防止」です。自分自身が、常に飛沫にさらされていると同時に、飛沫の発生元であることを強く自覚してください。

 

■ 運動(パフォーマンス)時以外のマスク着用

練習中の休憩や後片付け作業、練習前後のミーティング時など、こまめなマスク着用を徹底すること。

 

■ 競技(活動)中の発声を極力控え、競技と関係のない場面(トレーニング中など)での発声はしないこと。合唱系のクラブにおいては、特に飛沫の発生や換気に留意すること。

 

■ 会食の自粛

通常活動・大会等の終了時など、自大学・他大学を問わず、会食(飲み会)やカラオケ等に行かないこと。部内イベント等の企画や実施についても強く自粛を求めます。

 

2020.11

 

同志社女子大学

学生支援部長 井上 敏典