Tokyo English Camp(国内英語研修)が終了しました。

2019/09/30

国際部の国内英語研修のひとつTokyo English Camp(TEC)を、8月7日(水)から14日(水)の7泊8日、東京都品川区で実施しました。

TECは、昨年度から始まった新しいタイプの英語合宿研修です。「アメリカ人学生と日本文化・社会の魅力を発見しよう!」をテーマに、日本人学生15名(内、本学学生12名)と英語教師に必要な知識とスキルを学んだアメリカ人学生19名、併せて34名が参加しました。

研修初日のオリエンテーションでは、教師役を務めるアメリカ人学生から「とにかく8日間、英語を楽しくたくさん話すことが大切」とアドバイス。最初は緊張気味の本学学生たちも、自己紹介のあと、身振り手振りを交えながらの交流がスタート。アメリカンスタイルのWelcome BBQが始まるころには、完全に打ち解け合った様子です。夜間には、シェアハウスタイプの宿泊先でゲームを楽しんだり、アクティビティに参加したりで、大盛り上がり。終始英語で話している状況に参加学生からは、「まるでアメリカにいるみたい!」という感想も。だんだんと英語が口を突いて出てくるようになったようです。

研修2日目の夜は、東京湾で屋形船に乗ってのディナークルーズ。東京湾からの美しい夜景は、とても思い出深いものに映ったようです。屋形船での食事は、東京下町のローカルフード「もんじゃ焼き」。初めて食べる本学学生もいて、アメリカ人と一緒に東京下町気分。なかなかできない経験です。

研修2日目以降の午前中は、毎日3時間の英語の授業。教師は、将来英語教師を目指す同年代のアメリカ人学生です。そのうえ、アメリカ人学生と日本人学生の割合は1:1。最高の学習環境です。通常の英語の授業とはかなり違った雰囲気の中、たっぷりと話す時間もあり、楽しそうな表情が印象的な授業でした。アメリカ人学生にとっても、英語教師を目指すうえで、貴重な経験となったのは間違いなさそうです。

午後は、アメリカ人学生と共同で、企画から、台本作り、撮影、編集までを行うビデオプロジェクト。東京・日本の魅力を紹介するプロモーションビデオを作成しました。最終日には完成したビデオを参加者全員に披露。その出来栄えもさることながら、日本人にとっても、アメリカ人の視点から見える「日本文化の魅力や不思議」にも気付かされ、とても新鮮なビデオに仕上がりました。

このTokyo English Campでは、英語コミュニケーションスキルの向上はもちろんですが、日本文化・社会の再発見や英語で情報を発信する力(プレゼンテーション力)を養うこともできました。そのうえ、7泊8日の共同生活を通して日本人学生・アメリカ人学生双方が、楽しくかけがえのない思い出や友情を築いたことは、学生時代の貴重な経験になったようです。

 

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