『Japan Studies C』嵐山周辺フィールドトリップを実施しました。(Japanese Studies Program)

2019/12/12

JSP留学生と本学学生で構成する『Japan Studies C』クラスの一環で、11月30日(土)に松尾大社、西芳寺(苔寺)、西芳寺古墳群へのフィールドトリップを実施しました。本授業担当のPaul Carty先生引率のもと、JSP留学生5名、本学学生2名が参加しました。

京都の歴史がこのクラスのテーマとなっています。
まず初めに西芳寺を参拝しました。約120種の苔が境内を覆い、緑のじゅうたんを敷きつめたような美しさから苔寺とも呼ばれています。庭園内の茶室・湘南亭にて、写経をし、願い事を筆で書き入れました。秋色に染まった美しい西芳寺を見ることができました。その後、西芳寺から徒歩で西芳寺古墳群へと移動しました。参加者は、少し緊張しながらも実際に古墳の中に入りその感覚に驚いた様子でした。
最後に訪れた松尾大社では、現代庭園学の泰斗・重森三玲氏が長年にわたる庭園研究の奥義を結集し、造られた松風苑三庭を中心に参拝しました。Carty先生がそれぞれの建立の背景や歴史を詳しく解説してくださり、参加学生は先生のお話に聞き入っている様子でした。

本フィールドトリップは京都の古い歴史と、現在の美しい姿に同時に触れることのできる、忘れられない経験となりました。

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