『Japan Studies B』東京フィールドトリップを実施しました。(Japanese Studies Program)

2019/12/12

11月22日(金)から23日(土)にかけて、Japanese Studies Program(JSP)の日本文化・社会クラス『Japan Studies B』の一環として、東京でフィールドトリップを実施し、本授業担当のIvan Sancho先生引率のもと、JSP留学生5名、クラスメイトの学生1名が参加しました。

Japan Studies Bでは、日本の文化や、マンガやアニメーションなどのメディア、芸術などについて学んでいます。
今回のフィールドトリップでは、まず三鷹市の三鷹の森ジブリ美術館を訪問しました。ジブリ美術館ではアニメーションの仕組みや、宮崎 駿監督自身の描いた絵や文章に関する企画展を鑑賞しました。さらにジブリ美術館でしか見ることのできないオリジナル短編アニメーションを鑑賞し、日本のアニメーション文化を築いてきたスタジオジブリの軌跡をたどることができました。

また、原宿の太田記念美術館では、洋画家であり、浮世絵コレクターとしても知られる悳俊彦氏のコレクションの中から、明治の浮世絵の作品を鑑賞しました。留学生たちは教員より事前に配布されたワークシートに記入しながら、様々なジャンルの作品を一つずつ丁寧に鑑賞していました。
その後は原宿を散策し上野へ移動、上野の森美術館にてゴッホ展を鑑賞しました。豊かな表現力と鮮やかな色彩で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。彼に影響を与えた画家たちの作品を交えながらゴッホの画業の変遷をたどり、ゴッホが後期印象派を代表する画家の一人になるまでの作品の数々を鑑賞しました。

JSPの課外フィールドトリップは、留学生と本学学生が授業外でも日本文化を学びながら、交流を深める機会となることを目的としています。この参加を機会に、日本文化についての関心と学生同士の交流が深まることを願っています。

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