2019 年度 秋季リトリート終了について

2019/11/06

【講師】山本 知恵(公益財団法人京都YWCA総幹事/常務理事)
【テーマ】生きづらさを抱えた女性たちとともに Safe Space をつくる
【日時等 】10 月 19 日(土)~ 10 月 20 日(日) 於:同志社びわこリトリートセンター
【参加人数】37 名(学生 21 名・講師 1 名・教職員 15 名)
*昨年度秋季リトリート 3 0 名(学生 14 名・講師 1 名・教職員 15 名)
【リトリートの流れ】
1日目:開会礼拝・講演会・グループトーキング・キャンドルライトサービス・茶話会(講師・学生・教職員合同)
2日目:リトリート散策・聖日礼拝・アピールタイム・閉会式

今回は、公益財団法人京都YWCA総幹事/常務理事の山本知恵先生にお越しいただき、「生きづらさを抱えた女性たちとともに Safe Space をつくる」のテーマでお話いただきました。京都YWCAは援助ホームである「カルーナ」を運営し、25 名の女性( 15~20 歳)たちが、共同生活を通して自立生活を営むことができるよう支援してきました。そこでは、彼女たちが新たに歩み出す力を自ら育むことができるよう、 Safe Space の確保や人との関係づくりの経験を積み重ねてきました。

グループトーキングでは、 Safe Space の要件やその意義を一緒に考え、自分達の居場所を模索するきっかけとなりました。山本先生からは、他者と関係をつくる時に、自分の思いを大事にすること、誰かに支配されないことが鍵であり、「共に生きる」ことを私たち自身が実践する重要性を提起いただきました。

清々しい天候の中、参加した各々にとって豊かな学びとなる時間が与えられました。

リトリート参加学生へのアンケートの一部
・いつもと違う環境の中で、学部学科を超えたつながりや、貴重なお話を聞けて良かった。参加する前は緊張していたが、学年・学科をとびこえてたくさんの人とお話できて楽しかった。
・グループトーキングや茶話会で自分の考えが変わった。
・友達ではなく、偶然同じ部屋割になった初対面の学生と一緒に寝るという、非日常感がとても良い。
・ご飯もおいしいし、講演会もとてもためになり、普段話せない先生方とお話しできたのが良かった。
・日常でこんなに深く考えることがないから、深い思考ができた。

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