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SEITOフォトコン

前回の入選作品

SEITOフォトコン'11 入賞作品展

同志社女子大学写真コンテスト「SEITOフォトコン'11」は、2011年5月9日(月)~9月2日(金)までの約4ヵ月にわたり、高校生(女子)を対象に「ある日、 」をテーマに撮影した作品を募集いたしました。
第4回目となる今回の応募総数は317点!!
多数のご応募ありがとうございました。 

総評

審査委員長 森 公一

2011年度の「SEITOフォトコン」には、北は北海道から南は沖縄、そして海外からの応募もあり、合計317点の多数の作品が寄せられました。審査委員会では、写真家の水野克比古氏をアドバイザーとしてお迎えし、御助言をいただきながら厳正な審査を行いました。その結果、最優秀賞1作品、優秀賞7作品、入選16作品、学校法人同志社理事長および同志社女子大学長による特別審査員賞2作品を選出いたしました。
今回のテーマは「ある日、」でした。ドラマチックな出来事や非日常の事件をとらえた作品が多く寄せられるのではないかと想像していました。しかし実際は身近な存在(友人、家族、ペットなど)のほほえましい日常を描写した作品が大半を占めていました。一見平和そのものと感じられるそれらは、未曾有の痛ましい災害が起こった日本において、改めて日常生活における機微の豊かさを求めようとする無意識の希求なのでしょうか。あるいは現実の不安からの逃避なのでしょうか。いずれにせよ、写真というメディアを用いて人や世界と向き合うことは、この複雑で困難な状況を生きるための女子高校生なりのレッスンではないか。そんなことを考えさせる審査委員会でした。

アドバイザー 水野 克比古

写真を撮るということは、時間を写し止めて、自己を表現する行為です。現代に生きる若者が、日々の生活の中で、何にカメラを向け、何に興味を抱き、何に感動してカメラのシャッターを切ったのか、興味をもって一つ一つの作品を拝見しました。
高校生活の日常に出会う同級生の気取らない一瞬の表情。身近な生きもの、犬や猫そして昆虫たちの心なごむ姿態。また家族や友人そして町や農漁村で出会った人物を生き生きと活写した素晴しい写真が数多くありました。ことに、多くの人物像の後ろ姿からにじみでる寂しさ、また被写体の背後にひそむ一抹の不安感など、複雑な感情の起伏が見事に表現されている作品に感動しました。この一年間に、日本列島に起こった未曾有の自然災害や事故、それへの恐怖と不安が、いま生きる若者たちの感受性を刺激して、無意識にシャッターを押させたのだろうかとも思います。どの作品にも若い感性の鋭さが輝いています。これからの写真表現での活躍に期待します。


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