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宗教部だより

今月のことば

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2017年12月 今月のことばを掲載しました。

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

ヨハネによる福音書 3章16節

   2017年も残りひと月となりました。12月といえば、クリスマスです。

   筆者は学生の頃から、ある会社のクリスマスカードのイラストを描かせていただいています。サンタクロースやツリー、ケーキやプレゼント等、クリスマスを表す題材は多く、毎年1点ずつ、その年の気分に応じて楽しみながら描き続けてきました。

   今年のカードのために描いたのは、カードの上端に茂る針葉樹の枝に大小のガラスのオーナメントボールが赤いリボンでたくさん吊り下げられているというもの。冬のヨーロッパのクリスマスマーケットで見た風景を思い起こしながら、不揃いな吹きガラス風の玉の一つ一つに異なる模様をつけました。これらのモチーフはクリスマスを連想させますが、どんな繋がりがあるのかご存知でしょうか?

   クリスマスツリーはドイツが発祥の地。中世にゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭りで使われていた樫の木が、同じ常葉樹のモミの木に代わり、キリスト教のシンボルへと代わったものという説があります。常緑樹を使うことで、強い生命力や永遠への憧れを象徴していると言われ、近世から近代にかけてゆっくりと欧米各地に広まっていったようです。西洋文化の吸収に熱心だった明治の日本にも伝えられました。

   そのクリスマスツリーに飾られる丸いボールは、アダムとイヴが食べた知恵の樹の実を象徴したものだとされています。もともとドイツのツリーにはリンゴの実が飾られていましたが、不作のため飾る実が不足した19世紀半ばの年に、本物のリンゴの代わりに当時発達していたガラス工芸の玉を飾ったそうです。その後、さまざまな色のガラスのオーナメントボールが使われるようになりました。このオーナメントボールを始め、リボンやステッキ形のキャンディなどクリスマスの飾りには、赤、白がよく使われます。赤は「キリストの流した血の色」、白は「純潔」を象徴しているとか。

   ものには、それぞれに背景があり、意味や歴史を知ると関わり方や想いも深まります。12月にはキャンパスにも大きなクリスマスツリーが点灯されます。美しいクリスマスの季節を楽しみたいものです。


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 (dot.)


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●2017年度●
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―他なる<あなた>を想うこと―」
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