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宗教部だより

今月のことば

毎月、「ことば」として宗教部長・宗教主任が身近な話題や社会問題を通して、聖書の一節をご紹介します。

2017年7月 今月のことばを掲載しました。

疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。

マタイによる福音書 11章28節

 春学期も終盤に近づき、梅雨の季節と相まって疲れやすい時期となりました。学生の皆さんは、体調をくずしたりされていませんか?お大事にしてください。
 さて先日、「素晴らしき哉、人生」という映画を見ました。古い映画ですが、とても味わい深い映画です。ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。この映画は、絶望から自殺しようとした主人公が、天使の導きによって人生の素晴らしさに気づき、もう一度生きようとする姿を描いたものです。
 
 2級天使のクレメンスは、絶望から自殺しようとしているジョージを助ける使命を神から受けます。まだ翼のないクレメンスは、ジョージを助けたら翼をもらう約束をします。
 クレメンスは、「自分はいない方がよかった、生まれなかった方がよかった」と言うジョージに、もしもジョージがいなかったら悲惨な人生を送っていた友人達の仮の姿を見せ、「一人の命は大勢の人生に影響している。一人いないだけで世界は一変する。君は素晴らしい人生を送った」と諭します。このことに気づいたジョージは、もう一度生き直そうと決心をします。そして、現実の世界に戻ったジョージを待っていたのは、自殺したいと思った苦難を友人達が救ってくれていたことでした。クレメンスは、「友ある者は敗残者ではない。翼をありがとう」というメッセージを残して天国に帰って行きました。
 
 自分の人生を振り返ってみた時、もしもあの時、あの人に会わなければ自分の人生は変わっていたかもしれないと思うことがあります。同じように、ある人にとって、もしも自分と会わなければ、その人の人生は変わっていたかもしれないと思うことがあるかもしれません。自分の人生は、多くの人から影響を受け、そして影響を及ぼしている可能性のあることを感じます。

 2014年の自殺者数は24,417人で、20歳代、30歳代の若者では死亡原因の第1位となっています。
 絶望の淵に立つ人の苦しみはいかばかりかと思います。その苦しみを十分に理解することはできないかもしれませんが、前途有望な若者が、自ら命を絶つことにはとても心が痛みます。人生の危機にあっても、家族や友人の力を借りて乗り越えていくことができたらと切に願います。                      

                                                                         (Iris)

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宗教部年間テーマ
●2017年度●
「ともに泣き、ともに喜ぶ
―他なる<あなた>を想うこと―」
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