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届けたい想い

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届けたい想い。 〜Precious Letters〜 Vol.43
INTERVIEW  - real voice –
9カ月間の留学生活を経て「強くなった」という村上さん。
国際教養学科での学びやカナダでの体験について伺いました。

−	なぜ、同志社女子大学の国際教養学科を選ばれたのですか?
英語が好きで、大学に入ったら留学したいと思っていたからです。同志社女子大学は高校の先生の薦めでした。理由は、大きな大学だとまわりに流されてしまうこともあるけれど、同志社女子大学は少人数教育で手厚いサポートがあり、しっかり勉強ができるから。オープンキャンパスでは先輩方から国際教養学科は勉強が大変という話も聞きましたが、客室乗務員に内定されたという先輩がすごく素敵な方で「私もこの先輩と同じ道に進みたい!」と思い入学を決めました。
大学の勉強はやはり大変です。海外の大学さながらに英語でディスカッションやプレゼンテーションするなど面白い授業もたくさんありましたが、特に1年次生の間は課題も多くて遊んでいる余裕はあまりありませんでした。それでも勉強を頑張れたのは、先生との距離が近く、相談しやすい環境があることや、身近に励まし合い支え合える友だちがいたからです。この大学を選んで本当に良かったと思いました。

−	留学先のセント・トーマス大学はどんなところですか?
カナダ東部ニューブランズウィック州フレデリクトンにある小さな大学で、私は大学敷地内にある寮で9カ月を過ごしました。最初は留学生向けのESLコースで英語を学びながら、大学の正規科目を受講するというカリキュラム。セント・トーマス大学の留学生の多くは南米出身で、みんな英語は話せるしテンションも高いんです。私たち日本人留学生とは全然違っていて、なかなか馴染めませんでした。
慣れない環境のせいか、留学してほどなく私は体調を崩してしまいました。食事がのどを通らなくて体重も落ちていくんです。原因がわからなくて悩んでいた時、私を支えてくださったのが、同志社女子大学で留学生を指導してくださる先生とスタッフの方々でした。何かあったらいつでもメールで連絡できるのが心強く、辛かった最初の時期も何とか乗り越えることができました。

−	セント・トーマス大学の正規科目はいかがでしたか?
留学先ではさまざまな科目を受講しましたが、その中でも老人学は面白かったですね。私は中学・高校時代に老人ホームの仕事を体験したことがあり、カナダでの高齢者の暮らしや制度に興味があったんです。実際に学んでみて驚いたのは、日本のことが話題になっていること。長寿国日本の制度や介護ロボットなどのニュースが授業で紹介され、カナダに来て改めて日本はすごいということを感じました。
カナダの大学は4月末で授業が終わり5月からは夏休み。私たち留学生もそろそろ帰国です。でも、夏休み期間に短期集中の特別講義があると聞き、私は留学生仲間と一緒にPhysical Anthropology(自然人類学)を受講しました。人類学だと思って選んだのですが、実際は人間を生物学的に研究するという、文系の私には日本語でも難しい授業。課題もテストもたくさんあって、私たちは連日のように人類学の教室に居残り必死で勉強しました。でも、その甲斐あって成績はトップ。留学の最後にいい成績が取れて嬉しかったです。

−	留学生活はいかがでしたか? 楽しかったことは?
大学があるのは小さな田舎街。車がないとどこにも行けない環境で、私たちの楽しみといえばスーパーで買物するか街で1軒のケーキ屋さんでお茶することくらい。冬ともなれば雪に閉ざされてしまって、本当にやることがありません。そんな時にカナダ人大学生のアリーと出会いました。大学のイベントで現地在住の日本人の方と一緒によさこいを踊る機会があったのですが、日本語を習った経験がある彼女もそれに参加していたんです。
週末になれば、彼女は私たちをいろいろな所へ連れ出してくれました。ファーマーズマーケットでロブスターサンドの朝ごはん。ダウンタウンのリバーサイドを散策したり、クレイカフェで陶器の絵付けも体験しました。いちばん楽しかったのは、大学から少し離れたアリーの地元でカヤックに乗ったこと。勉強ばかりの留学生活、アリーがいたから素晴らしいカナディアンライフを体験できました。いつか日本に行きたいと話していたので、その時は私がいろいろ案内してあげたいと思っています。

−	留学を終えての感想と、読者へのメッセージをお願いします。
留学した9カ月は、私にとって人生でいちばん勉強した期間でした。楽しいこともたくさんあったけれど、カルチャーショックに戸惑うこともありました。でも、それこそが留学の醍醐味です。海外での苦しい経験は、私を前よりずっと強くしてくれました。それに、海外に出たことで逆に日本の良さに気づいたことも収穫です。日本人ならではの生活文化や考え方にも良いところがたくさんあります。私は将来客室乗務員を志望していますが、海外の人に日本の良さを伝えられるような仕事ができたらと思っています。
私は高校生に大学をPRするプロモーション委員のメンバーで、オープンキャンパススタッフをしたり、相談会で大学職員の方と一緒に学校紹介を行ったりしています。帰国してからは自分の留学経験も交えてお話させていただいています。同志社女子大学の国際教養学科は勉強に専念できる環境が整っているし、留学経験は人としても大きく成長できるチャンス。受験勉強は大変だと思いますが、ぜひ国際教養学科に来てほしい。素晴らしい大学生活が待っていますよ!