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届けたい想い

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届けたい想い。 〜Precious Letters〜 Vol.40
INTERVIEW  - real voice –
近代文学を専攻し、京都の歴史や文化の講義も数多く受講。
プライベートでも京都を満喫している田畑さんの大学生活は?

−石川県から京都の同志社女子大学に進学された理由は?
歴史が好きで、ずっと京都に憧れていました。同志社女子大学にゆかりの新島八重さんのドラマを見たのも、この大学で学びたいと思ったきっかけです。ただ、私は高校で野球部のマネージャーをしていたので、受験勉強を始めたのが3年生の夏と、他の人より遅れていました。時間がないと焦る一方で、同志社女子大学がどんなところかも気になり、オープンキャンパスに行くべきか悩んでいたところ「本当に同志社女子大学を目指すなら、実際に行ってきたほうがいい」と言ってくれたのは父でした。
初めて一人で京都に行き、今出川キャンパスを訪れた日のことはよく覚えています。キャンパスの美しさもさることながら、京都御苑のまさに隣という立地にも感動しました。周辺にも訪れてみたい歴史スポットがたくさんあります。オープンキャンパスに行ったことで「絶対にこの大学で学びたい」という強い気持ちで受験勉強に臨むことができました。あの時、私を送り出してくれた両親には本当に感謝しています。


−	日本語日本文学科での学びはいかがですか?
1年次生で履修した生井先生の「近代文学入門」の授業がとても面白く、以後ずっと近代文学を勉強しています。好きな作家は、芥川龍之介。高校の国語の授業でも勉強しましたが、大学で研究するようになってますます興味が湧いてきました。
大学では、作品の内容を理解するだけではなく、さまざまなアプローチで深く研究していきます。たとえば、作品を書いた当時の作者の状況がわかれば、何気なく流れていくストーリーの中に作者の複雑な考えが宿っていることがわかります。風景描写で登場人物の心理を表現するなど、技巧的な面白さも見逃せません。
2年次生の「近代文学基礎演習」ではグループごとに作品を研究発表します。私たちのグループは、井伏鱒二の山椒魚と芥川龍之介の羅生門について研究しました。3年次生では生井先生のゼミに入り、芥川龍之介の地獄変をテーマに研究を進めているところです。芥川の年譜や当時の状況なども調べながら、作品について掘り下げていきたいと思っています。


−	京都の大学ならではの学びはありましたか?
京都の歴史や文化などを学ぶ「京都研究科目」という科目群があって、私もいろいろ受講しました。京都の歴史や文化を学ぶ「京都文化概論」では、香道や着付けを体験するユニークな授業もあって面白かったですね。毎年祇園祭には自分で浴衣を着て行くようになりました。それから「京都を読む・歩く・見る」は、京都の歴史や文化にゆかりの場所をめぐるフィールドワーク。下鴨神社や清水寺、南禅寺水路閣、宇治では源氏物語に出てくる場所をまわり、藤原定子の墓がある鳥辺野陵にも行きました。漠然と見て歩くのではなく、事前に訪問地について調べたり現地で先生の解説を聞くことで、その場所についてより深く知ることができます。何よりも歴史の現場で学べることは、京都の大学ならではの魅力ですね。
余談になりますが、私は休日にも友だちと1日乗車券を使って京都の歴史遺産を見てまわっています。主な観光スポットはほとんど行ったので、京都の街を案内できますよ。


−	故郷を離れての大学生活はいかがでしょうか。
1・2年次生の時はみぎわ寮という学寮に入っていました。寮生活は楽しかったです。友だちも早くできるのでホームシックもなかったですし、違う学科の人たちと仲良くなれるのもいいですね。学寮には自習室があって、試験期間には私もよく利用しました。勉強でわからないところがあってもすぐ先輩に教えてもらえて助かりました(笑)。
共同生活だからルールはありますが、真面目で優しい人が多く、寮生同士の絆も深まります。私は茶道部に入っているのですが、それも寮生の友だちのお誘いでした。茶道は奥が深くて私はまだまだなんですけど、秋に建仁寺で開くお茶会では着物を着てお点前します。
3年次生で学寮を出る人も多く、私もこの春から一人暮らしを始めました。寮と違い家事全般を一人でやらなければいけなくて、今さらながら母のありがたみを実感しています。石川にいた時はあたりまえだと思っていたけれど、京都に来て家族の存在の大きさに改めて気づきました。今も両親は電話でよく気遣ってくれますし、実家の隣に住む祖父母は、京都での暮らしを思って私に仕送りをしてくれるんです。家族みんなが私を応援してくれているのだから、私も、大学生活を精一杯頑張ろうと思っています。


−	最後に、同志社女子大学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
同志社女子大学はすごく魅力的な大学です。京都という立地はもちろん、キャンパスも美しく設備も整っていてとても学びやすい環境です。学生も、本当に真面目でしっかりしている人が多いですね。学寮でもクラブでもみんな一生懸命で私もいい刺激を受けました。将来の進路についても、インターンシップなど様々なキャリア支援プログラムを通して考えることができます。私は将来、故郷に帰るか京都に残るか迷っているのですが、この夏のインターンシップで実際の仕事を体験して決めたいなと思っています。
高校3年生の頃、受験勉強は苦しかったですし、自信もありませんでした。最後まで頑張り続けられたのは「同志社女子大学に行きたい」という強い思いと周囲の支援があったからです。みなさんも受験では苦しみや不安がたくさんあると思いますが、どうか諦めないで。受験が終われば、楽しい大学生活が待っていますよ!