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町家で学ぶ京都の歴史と文化(2014年度)

第19期

現代社会学部公開講座 第19期 町家で学ぶ京都の歴史と文化
~第3回 『京都の魅力を語る』~

開催日:2014年12月13日(土)
場  所:京まちや平安宮
講演者:木下 博夫 [国立京都国際会館 館長]

町づくりの基本として「5S+1S」の視点、つまりスケール(圏域)・スパン(期間)・ストック(資源)・スピリッツ(心意気)・センシビリティ(感性)とスローガン(課題)をきちんと持つことが必要である。京都は特に文化産業面において連綿と受け継がれてきた技術力、表現力に裏打ちされたセンスを有し、それらは個人のみならずコミュニティーの生活様式の中にも根付いている特異性がみられる。今後は時間軸と規模の再評価をはかり、過去の栄光のみを誇るだけではなく、ひとりひとりが美意識を持ちつつ、真の豊かさの手ごたえを感じるような未来にむけての新たな視点に立つことが求められている。質疑応答の時間には門掃きなどの京都人論に参加者から活発な意見が出された。


現代社会学部公開講座 第19期 町家で学ぶ京都の歴史と文化
~第2回 『京の淡味と陰陽五行』~

第2回 『京の淡味と陰陽五行』

開催日:2014年11月8日(土)
場  所:京まちや平安宮
飯田 政治郎 [京料理 道楽 十四代目]

濃い味を食した瞬間は淡味よりも美味しく感じますが、味わいは長続きしません。一方、素材自体の趣を生かした淡味で表現するには繊細なバランスが必要となり、真味は淡味のなかにこそ存在すると言えます。平安時代の大饗料理から精進料理、本膳料理、会席・懐石料理にいたる京料理のルーツを当時に使われた食材とともに時代を追って推移をうかがいました。そこには陰陽五行思想が取り込まれ、また京都の歴史や気候風土と調和するときに京料理の真髄が見出せます。


現代社会学部公開講座 第19期 町家で学ぶ京都の歴史と文化
~第1回 『京町家づくり千年の知恵』~

第1回 『京町家づくり千年の知恵』

開催日:2014年10月11日(土)
場  所:京まちや平安宮
講演者:山本茂[町家大工棟梁]

京都市には現在、約46,000軒の町家があると言われています。戦前までに建てられた木造建築である京町家は傷めば改修できる組み方がされているため、柔軟性のある構造になっています。そこには長年の歴史のなかで育まれた匠の技と知恵がつまっています。部材として使われてきた京都周辺で採れる檜・杉・栂・松などのサンプルが用意され、木部同志をつなぐ仕口の組み方など目に見えない部分から町家のあり方にいたるまで棟梁としての思いを学びました。作り手側からの視点を知り、今後の京町家保存・再生についてあらためて考える機会となりました。


第18期
現代社会学部公開講座 第18期 町家で学ぶ京都の歴史と文化
~第4回 「「お・も・て・な・し」の心理学』」~

第18期 町家で学ぶ京都の歴史と文化<br />~第4回 「「お・も・て・な・し」の心理学』」~g

開催日:2014年7月26日(土)
場  所:京まちや平安宮
講演者:日下菜穂子[本学教授]

おもてなしの心を伝えるためには次のような3つの過程があります。相手に心を寄せることから始め、喜んでいる姿を心に描く。さらに喜びをもたらすふるまいをする。これらは気持ち・場面・意図することを共有するという相互作用であり、他者を想う人自身の心をも豊かにします。他者への感謝や幸福を願っている時は良い顔になるものです。講座では参加者は喜びを共有する実践として予め用意されたカードの中から好きなものを選び、思い浮かべる人への感謝の気持ちをカードに込めて書きました。喜び・感謝の心を想起して表現し、積極的に他者へ関わることは、心の健康長寿にも繋がることが体感できたようでした。


現代社会学部公開講座 第18期 町家で学ぶ京都の歴史と文化
~第3回 「落語三席」~

第18期 町家で学ぶ京都の歴史と文化~第3回 「落語三席」~

開催日:2014年6月28日(土)
場  所:京まちや平安宮
講演者:桂九雀[落語家]

最初の演目は暑い時期に相応しく、お金持ちが屋形船を出して夕涼みをしているところを見る二人がちぐはぐな会話をくりかえす「遊山舟」。次に京都に因んだ「子育て幽霊」。子育て幽霊飴を販売している店は現存しており、落語では赤ちゃんは高台寺に預けるなら「子を大事(高台寺)」にしてくれるというオチがつきます。最後は「御神酒徳利」の在りかを算盤で占ってみせるというにわか占いのお話。お囃子に三味線奏者の高橋まきさんが花を添えて下さいました。大いに笑い、良い暑気払いができたようでした。


現代社会学部公開講座 第18期 町家で学ぶ京都の歴史と文化
~第2回 「信仰と菓子から京都をみる」~

第18期 町家で学ぶ京都の歴史と文化~第2回 「信仰と菓子から京都をみる」~

開催日:2014年5月24日(土)
場  所:京まちや平安宮
講演者:太田 宗達[公益財団法人 有斐閣 弘道館]

稲作を中心にすえる日本においては「酒と菓子(もち)」の贈答品をコミュニケーションツールとして用いてきました。日本文化の根底には神道の祭祀に始源し、二次会的構造を有する「宴会」があるのではないかと考えられます。賀茂祭や茶事を例に、そこには人と神、人と人を繋ぐ「かたち」が連綿と受け継がれ、菓子の系譜はその中で重要な役目を担ってきました。賀茂祭に因んだ老松特製の京菓子をいただき、日本文化の真髄の一端に触れた思いがしました。


現代社会学部公開講座 第18期 町家で学ぶ京都の歴史と文化
~第1回 「鴨川源流・山寺からのメッセージ」~

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開催日:2014年4月19日(土)
場  所:京まちや平安宮
講演者:田中 真澄[志明院住職]

北区雲ヶ畑に位置し、京都市内を貫流する鴨川の水源地であり水神を祀り、水の伝説として有名な歌舞伎十八番「鳴神」の地としても知られる志明院。森閑とした境内地は生態系の宝庫であると同時に、野生生物とのかかわりの中で自然環境がいかに改変されていくのかを目の当たりにし、命を育む根源というべき豊かな緑と水の恵みを守り続けることを教えてくれます。環境破壊が進む中で野生動物が喘いているのに対し、人間は環境への負の影響を享受しながら生きているのではないでしょうか。京市街地から車で30分ほどの静寂なもののけの森からのメッセージを真摯に受け止めなければなりません。




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