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シェイクスピア・プロダクション - 60年の歴史を刻む原語上演 -

「Shakespeare Production」(以下SP)は、本学科の3・4年次生を対象に設けられた、シェイクスピア劇を原語で上演する科目。1951年の第1回上演より60年続く歴史があります。原語での上演を通して英語力を向上させ、英文学を深く理解するとともに、演劇という集団での創作行為が学生の人格形成にも大きく役立つプログラムです。3年次は作家の生涯、当時の社会、文化、宗教的背景から400年の批評史などを講義形式で学び、上演する劇作品を研究。4年次はディレクターである担当教員のサポートのもと、実際に舞台を上演。この取り組みを通して培われた積極性や協調性は学生たちの大きな自信となり、就職や教職活動の場で高い評価を受けるとともに、SPを履修するために本学を選ぶ受験生も年々増加しています。

公演までの道のり

3年次の取り組み
3年次のSPI・IIでは、シェイクスピア理解のための背景的知識(劇作家の生涯、当時の社会的、文化的、宗教的背景、400年間の批評史、上演史など)を講義形式で学び、続いて、上演する劇作品の研究に入ります。辞書や文法書だけでなく、カセットテープ、ビデオ、DVD等の視聴覚教材を活用しながらシェイクスピアの原文を精読するとともに、4年次での舞台上演を念頭においた多元的な作品理解をめざします。担当教員による講義だけでなく、学生同士でのディスカッションも重視し、作品解釈や演出法について活発な意見交換を行います。さらに春休みには、上演用台本(日本人学生が2時間以内で演じられるよう、原作を半分程度に短縮する)を、作成します。

4年次の取り組み
4年次のSPIII(通年科目)では、ディレクターである担当教員のサポートのもと、実際の舞台上演に取り組みます。4月にオーディションを行い、希望者の中からキャストを選びます。続いてスタッフ(助監督、広報・渉外・会計、照明、音響、日本語字幕制作、大道具、小道具、衣裳、メイク)を決定し、それぞれのパートごとに練習や準備作業を行っていきます。春学期は全体でのミーティングとパートごとの個別活動の2つを同時進行で行い、夏休みの合宿で、各パートの途中経過を発表します。秋学期からは学内外での広報活動を始めるとともにキャストとスタッフが共同で本格的な舞台稽古に入っていきます。学内リハーサルを行い、手直しを重ねた後、11月の一般公開の上演となります。上演修了後はパートごとに来年度の4年次生のための参考資料を作成し、さらに学生各自が舞台経験から学んだことをレポートにまとめ提出します。

この取り組みを通して培われた積極性や協調性が、学生たちの大きな自信となって就職や教職活動の場でも高い評価を受けるとともに、SPを取るために本学を選んだという受験生の数も年ごとに増加しています。 本学におけるシェイクスピア劇の原語上演は66年を超え、わが国の大学のカリキュラムにおける英語劇への取り組みとしては最も古い歴史を持っています。



※インタビュー内容は、取材当時のものです。

参加者の声

B.Kさん 英語英文学科 4年次生 京都府出身

B.Kさん 英語英文学科 4年次生 京都府出身
オープンキャンパスで先輩方の練習を見て大変感銘を受けました。SPでは『ロミオとジュリエット』のNurse(ジュリエットの乳母)を演じました。参加して学んだことは“One For All, All For One”の精神です。仲間の協力や助け、支えがあるからこそ何かを創り上げ、成し遂げることができるのだと実感しました。

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