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薬学ってなんだろう

薬学とは、病気になった人を治したい、健康を守りたいという願いや英知の集大成の学問分野。
薬学を志す人には、先人の知識を学び、未来のために発展させていく使命が課せられています。

Q1.「くすり」ってどういうもの?

A.「くすり」は、病気を患う人の治療や、病気の診断や予防のために使われる物質で、多くは化学合成された化合物です。人が呼吸し、考え、行動するといった生命活動は体内の分子が連鎖的に化学反応することで営まれていると考えられています。ほとんどのくすりはその反応を利用することでさまざまな作用を及ぼします。くすりについて正しく理解するためにはまず化合物の性質や反応についての知識が必要です。化学系の講義で詳しく学びます。

 

Q2.「くすり」は体にどう効くの?

A.人の体内で反応のバランスの乱れが起きると、さまざまな不具合が起き、病気になってしまいます。人には起こった乱れを元に戻そうとする力(自然治癒力)がありますが、くすりはその原因を取り除いたり、体内で起こる反応を抑えたり活発にしたりすることで自然治癒力を助けています。人のからだの細かい仕組みは生物学系の講義で、具体的にどのくすりがどこにどのように働くのかという仕組みは薬理学系の講義で学びます。

 

Q3.「くすり」を正しく使うには?

A.医師は病気を診断し、治すためのくすりを処方します。薬剤師はその処方が適切かどうかを確認し、調剤し、患者さんに適切な飲み方について指導します。そして患者さんが正しく服薬することで、初めてくすりは効果を発揮します。くすりが最大の効果を発揮するよう、深い知識を持って患者さんに説明のできる薬剤師の存在がクローズアップされています。薬学知識はもちろんですが、医師や患者さんと対話のできるコミュニケーション能力が必要です。

 

Q4.「くすり」の副作用ってなに?

A.副作用とはくすりを飲んだときに現れる、目的以外の作用をいいます。本来の作用が強すぎて起きるものや、くすりが目的以外の場所にも作用を及ぼすために起きるものなどがあります。治療を優先してそのまま服薬を続ける場合と、服薬を中止しなければならない場合があり、判断は医師または薬剤師が行わなければいけません。副作用が起きる仕組みについても薬理学系の講義で詳しく学びます。

 

Q5.「くすり」はどのように誕生する?

A.新薬は自然の中から見つけ出したり、合成をしたりして作られます。そして動物実験や人に対する臨床試験を行って有効性と安全性を確認し、承認されて初めて新薬として誕生します。人の生命にかかわる問題ですから製造にも厳しい規制があります。そのため薬剤学から分析学、薬事法規など薬学で学ぶさまざまな知識や実習の経験が必要となります。また新薬開発は世界で同時に研究がされているため、英語で書かれた文献を読む能力なども必要です。

 

Q6.病気の予防も薬学のテーマ?

A.多くの病気は体質と生活習慣、環境、ストレスなどが関係していると考えられています。生活環境や生活習慣を改善していくことで、病気になるのを防ぐことができる場合もあります。そうした予防のための医学は薬学の大きなテーマであり、近年の医療で大変重要視されている分野です。医薬品以外の化学物質の人体への影響や、衛生的な環境を守る方法、食品の安全性などについて衛生化学系の講義で学ぶ、さまざまな検査方法などを実習します。




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