看護学専攻2018年4月開設

本研究科の概要は以下のとおりです。

―看護学研究科の入試情報―

看護学研究科の入試情報については下記のページをご覧ください。

設置の目的

本研究科は、理論と実践に基づいた研究能力およびエビデンスとナラティブを統合できる看護実践能力を備え、看護現象を探究し、看護学の発展と健康・福祉の向上に寄与できる人材として、リサーチマインドを有し臨床における判断力や指導力、専門的知識と技術の向上・開発を目指す看護職者、精深な学識と研究能力を修得し教育研究者を目指す看護職者、時代の流れに沿った医療環境の大きな変化に対応できる高度な知識・技術を有した助産師の養成を主たる目的としています。

なお、本学看護学部の卒業生以外にも、他大学の看護学部の卒業生や、保健・医療・福祉の現場で就業している看護職者を広く受け入れてまいります。

研究科の特色

本研究科では、看護学研究分野(入学定員3名)と助産学実践分野(入学定員3名)を軸に、理論と実践に基づいた研究能力およびエビデンスとナラティブを統合できる看護実践能力を備え、看護現象を探究し、看護学の発展と健康・福祉の向上に寄与できる人材の養成を目指します。

修士課程

  • ・ 入学定員/6名(内、助産師養成課程の入学定員3名)
  • ・ 標準修業年限/2年
  • ・ 学位/修士(看護学)

想定される修了後のフィールド

  • ●看護学研究分野
  • 総合病院などの医療機関において専門的知識と技術の向上・開発を目指し、良質な看護を実践する看護職者や、教育研究能力の向上を目指し、大学院(博士課程)に進学し看護系大学において教育研究者の道を志す看護職者など。
  •  
  • ●助産学実践分野
  • 助産師国家試験に合格後、時代の流れに沿った医療環境の大きな変化に対応できる高度な助産学の知識・技術を有し、周産期母子医療センターなどで活躍する助産師など。

■概念図

教育課程

■看護学研究科 看護学専攻(2018年度予定)

科目区分 授業科目の名称 配当年次
単位数 授業形態
必修 選択
共通科目 看護学研究特論 1春 2   講 義
看護研究方法論 1秋 2   講 義
科学英語論文クリティーク 1春   2 講 義
理論看護特論 1春 2   講 義
看護倫理特論 1春 2   講 義
看護教育特論 1春   2 講 義
看護管理特論 1秋   2 講 義
健康科学特論 1春   2 講 義
小計(8科目) 8 8









臨床看護学
領域
成人看護学特論Ⅰ 1春   2 講 義
成人看護学特論Ⅱ 1秋   2 講 義
ウイメンズヘルス特論Ⅰ 1春   2 講 義
ウイメンズヘルス特論Ⅱ 1秋   2 講 義
広域看護学
領域
高齢者・在宅看護学特論Ⅰ 1春   2 講 義
高齢者・在宅看護学特論Ⅱ 1秋   2 講 義
公衆衛生看護学特論Ⅰ 1春   2 講 義
公衆衛生看護学特論Ⅱ 1秋   2 講 義
  看護学演習 1秋   4 演 習
小計(9科目)   20






基盤科目 助産学概論 1春   2 講 義
リプロダクティブヘルス論 1春   2 講 義
ペアレンティング援助論 1春   2 講 義
妊娠期助産診断技術学 1春   2 講 義
分娩期助産診断技術学 1秋   2 講 義
産褥・新生児期助産診断技術学 1春   2 講 義
助産診断技術学演習 1通   2 演 習
地域母子保健論 1秋   1 講 義
助産マネジメント論 1秋   2 講 義
助産学実習Ⅰ 1春   2 実習
助産学実習Ⅱ 1秋   7 実習
助産学実習Ⅲ 2通   2 実習
小計(12科目)   28
発展科目 赤ちゃん学特論 1秋・2秋   2 講 義
国際母子保健論 1秋・2秋   1 講 義
統合ヘルスケア論 1秋   1 講 義
遺伝カウンセリング論 1秋・2秋   1 講 義
リプロダクティブヘルス演習 2春   1 演 習
高次助産診断技術学演習 2通   1 演 習
助産学実習Ⅳ 2春   2 実習
助産学実習Ⅴ 2秋   2 実習
小計(8科目)   11
特別研究 特別研究 2通   8 演 習
課題研究 2通   4 演 習
小計(2科目)   12
合計(39科目) 8 79

※配当年次欄の春は春学期、秋は秋学期、通は通年を示す。

■修了要件

看護学研究分野

本研究科に2年以上在籍し、所定の授業科目について、必修科目8単位を含む30単位以上(共通科目12単位以上、看護学研究科目10単位以上、特別研究8単位(特別研究))を修得するとともに、必要な研究指導を受けた上で、修士論文の審査及び最終試験に合格すること。

助産学実践分野

本研究科に2年以上在籍し、所定の授業科目について、必修科目8単位を含む58単位以上(共通科目12単位以上、看護学研究科目4単位(ウイメンズヘルス特論Ⅰ、ウイメンズヘルス特論Ⅱ)、助産学実践科目38単位以上(基盤科目28単位、発展科目10単位以上)、特別研究4単位(課題研究))を修得するとともに、必要な研究指導を受けた上で、課題研究論文の審査及び最終試験に合格すること。
なお、助産師国家試験の受験に必要な保健師助産師看護師学校養成所指定規則第3条第3号に規定される必要科目28単位が含まれている。

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教育方針

■ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

看護学研究科 看護学専攻 修士課程は, 全学共通の学位授与の方針に基づき, 知識・理解, 関心・意欲・態度, 表現・技能・能力に関して, 次の基準に達している者に修士(看護学)の学位を授与する。

【知識・理解】
  • 専門領域における看護実践の発展に貢献できる広範かつ深い知識と理解力を修得している。
【関心・意欲・態度】
  • 看護学の発展と探究や健康・福祉の向上のために、主体的かつ継続的に課題解決に取り組む態度を有している。
  • 専門職としての高度な職業倫理を有し、看護実践能力を向上しようとする意欲を有している。
【表現・技能・能力】
  • 理論と実践を統合して看護現象を探求できる基礎的な研究能力を有している。
  • エビデンスとナラティブを統合できる看護実践能力を有している。
  • 助産学実践分野を履修する学生は、助産師として、周産期医療での高度な実践能力を有している。
■カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
【体系性】
  • 教育課程は,共通科目,専門科目,特別研究の科目群から編成される。共通科目は,専門科目の研究を深める上で基盤となる科目や看護学の発展の基礎となる科目群である。専門科目は,専門領域における知識・技術を習得する科目群,特別研究は,専門科目の履修で明確になった研究課題を,研究のプロセスを経て研究論文としてまとめる科目である。
  • 専門科目の看護学研究科目では,成人看護学,ウイメンズヘルス,高齢者・在宅看護学,公衆衛生看護学の専門領域ごとの特論と,看護学演習を設置し,専門領域における最新の知見や動向に関する理解を深める。これらの専門領域は,選択制とし,各自の研究志向にそった専門的履修を可能とする。履修が特定の研究分野のみに偏ることを避けると同時に,幅広い視野を獲得するために,選択した専門領域以外の科目の履修を必須とする。
  • 助産学実践科目は,基盤科目と発展科目から編成し,基盤科目は,保健師助産師看護師学校養成所指定規則に定める科目,発展科目は,助産の応用・発展となる科目群である。さらに,周産期での高度な実践能力を修得するために,講義・演習・実習形式の授業を学習内容の順序性や系統性を考えて配置する。
【教育内容】
  • 共通科目では,看護学研究と実践に必要な基礎的理論および研究手法を修得するとともに,倫理観を高める。
  • 看護学研究科目では,各分野において看護現象を科学的かつ専門的な視点からエビデンスを活用し分析、理論を生成・検証できる能力および看護を受ける人々の病の体験を通したナラティブな視点から看護現象を分析し再構成・検証できる能力を醸成する。
  • 助産学実践科目の基盤科目においては,助産師の資格取得に要する助産学の基礎的な知識・技術を修得する。発展科目では,助産の応用・発展に必要な高度で創造的な実践力を修得する。
  • 特別研究では,専門分野の教員を中心に研究倫理に関する理解を深め,研究手法を修得させ,学問的成果を論理的にまとめる能力を修得する。
【教育方法】
  • 初年次より各人に指導教員が付き,修士論文や課題研究論文を見据えたきめ細かな指導を行う。また,研究概要や進捗状況を公開して研究精度を高める。
  • 最新の医療機器を整備した実習室を設置し,助産学実践科目の授業および演習に使用する。
  • 助産学実践科目の臨地実習では,実習科目ごとに到達目標を設定し,段階的に学修を行う。
【学修成果の測定方法】
  • 講義形式の授業においては,試験およびレポートを中心に評価する。
  • 演習形式の授業では,グループワークや調査結果のプレゼンテーションなどの課題に対する評価を重視する。
  • 修士論文や課題研究論文については,指導教員の他,口頭試問および看護学研究科教員で組織される研究科委員会において評価する。
  • 助産学実践科目の演習形式の授業においては,授業内で学び修得した力の集大成を助産OSCE(客観的臨床能力試験)により評価する。実習科目においては,実習目標の到達度をもって評価する。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
  1. 教育・研究目的
    看護学研究科看護学専攻は、「看護学研究分野」と「助産学実践分野」を軸に、リサーチマインドを有し臨床における判断力や指導力、専門的知識と技術の向上・開発を目指す看護職者や、より精深な学識と研究能力を修得し教育研究者を目指す看護職者、そして、時代の流れに沿った医療環境の大きな変化に対応できる高度な助産学の知識・技術を有した助産師を育成することを目的とする。
  2.  
  3. 人材養成の指針
    看護学研究科看護学専攻では、様々な健康レベルにある人々が、豊かで健やかな生活を確かに送れるように、理論と実践に基づいた研究能力およびエビデンスとナラティブを統合できる看護実践能力を備え、看護現象を探究し、看護学の発展と健康・福祉の向上に寄与できる人材を養成する。すなわち、看護実践の場で生じている課題について、論理的・創造的思考に基づいた解決方法を探究することができ、看護実践や教育・研究活動に対して積極的に取り組み、継続的な自己研鑽ができる人材を理想に掲げている。
  4.  
  5. 求める学生像
    本研究科修士課程では、上記の目的を達成するために以下のような人物を求める。
    ①看護師免許を保有し、看護職者としての基礎的な知識・技術、看護実践能力ならびに、修士論文を作成するために必要となる基礎的英語能力を有している者。
    ②保健・医療・福祉をめぐる環境が大きく変化する中、そうした環境を取り巻く様々な課題を、リサーチマインドをもって探究できる高度な看護実践者、研究者、教育者を目指す者。
    ③人々の健康生活に関わる看護学研究分野の進歩に貢献したいという情熱を持ち、新たな看護の開発に向けた研究に強い意欲のある者。
    ④高度な助産学の知識・技術の修得、創造的な助産実践に強い関心を持ち、次世代育成の視点からより良い助産ケアを学ぼうとする者。

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