Q&A

本学科、特に管理栄養士専攻に関して寄せられる質問の中から、学びの特色、免許・資格、進路といった主な項目をピックアップして紹介します。

Q1 管理栄養士志望です。専門学校と4年制大学のどちらが良いかで迷っています。

将来、幅広い分野で管理栄養士として活躍できるよう各年次に応じたプログラムを用意しています。1年次では、管理栄養士に求められる資質や国家試験に向けての心構えについてオリエンテーションを開催。3年次からの臨地校外実習では、病院、保健所、福祉施設などで実務も体験します。また、4年次には、大学独自の模擬試験を実施するなど、教員と国家試験対策室が連携を図りながらサポートしています。

Q2 娘が管理栄養士志望なのですが、高校では文系クラスに属しています。大丈夫でしょうか。

管理栄養士専攻のカリキュラム内容は、高校での生物、化学の知識が基礎となって、その上に積み上げられていきますので、高校でこの2科目を履修していただくことが理想です。これは日本中のどこの管理栄養士養成課程でも同様です。しかし、入学生が皆、理想的な状態ではありません。文系クラスからも大勢入学しています。そのため本学では、入学直後に高校理科の基礎を学べる補習的な科目を用意しております。そうとはいっても、大学での学習をよりスムーズにするために、合格後入学までの間、生物か化学、特に苦手な科目について、自主的に勉強しておかれることをお勧めします。

Q3 私は料理が大好きで、食物科学専攻か管理栄養士専攻か迷っています。どちらの専攻でも同じような実習をするのですか。

1年次の調理実習は調理技術の基礎を学ぶので内容は共通ですが、3年次​​​​​​​​​​​​​​になると異なってきます。食物科学専攻では和・洋・中華料理のより高度な調理実習を学び、管理栄養士専攻では給食経営管理実習で100食給食を学び、応用栄養学・臨床栄養学実習でライフスタイル別・病気別の献立を立てて実際に調理することを学びます。一般に「料理」は10人までのよく知った相手(家族や友人など)を相手に愛情やおもてなしの心をこめて作ることを前提にしますが、「給食」は栄養価計算された食事を多数の人に均質に提供することが前提となるというのが大きな違いでしょう。

Q4 どうして管理栄養士専攻は就職率が100%ではないのですか。

栄養士として病院、福祉施設、委託給食会社、行政(保健所、学校)などに就職を希望する場合、空きが出れば募集が掛かるという状態なので、卒業間際や、卒業後に決まる人が多いためです。管理栄養士としての採用は、国家試験の合格発表が終わってからになることが多いです。

Q5 全国の大学の国家試験合格率を教えてください。

WAM-NET(独立行政法人福祉医療機構)ホームページ(トップページ>資格>試験情報)を見てください。

Q6 管理栄養士専攻では家庭科免許を取得することはできないのですか。食物科学専攻では栄養士免許を取得することはできないのですか。

本学ではできません。専攻によって取得できる免許・資格が異なります。大学によっては1学科で全部の免許を取得可能なところもありますが、本学ではあれもこれもではなく、それぞれの資格に必要な資質について責任を持って教育することをポリシーとしています。

Q7 食品メーカーへの就職というのは、具体的にどのようなところに配属されるのですか。

管理栄養士専攻では、新商品のパッケージに表示される栄養成分表などの確認業務や、健康食品のアドバイザーなどがあります。

Q8 国家資格を取得して管理栄養士になりたいのですが、この大学の特徴はありますか?

管理栄養士として働くには、専門知識に加えて、協調性やコミュニケーション能力が必要です。本学は総合大学であるため、管理栄養士としての活躍はもちろん、人としての幅広い教養も身につけることができます。

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