Q&A

実技・演習の内容や、学内の設備環境、卒業後の進路といった基本事項をはじめ、本学科に寄せられる質問の中から、代表的なものをまとめました。

入試準備について

Q1 演奏専攻を希望しています。私は楽典やコールユーブンゲンの学習に関して初心者ですが、講習会は受けられるのでしょうか?

夏期および冬期講習会を実施しています。楽典やコールユーブンゲンを必要に応じて選択し、受講することができますので、初心者の方も安心して参加してください。

Q2 夏期・冬期の講習会は参加する方が有利なのでしょうか。

講習会参加により受験科目が免除されたり、点数が加点されるようなことは一切ありません。ただし、授業や実技レッスンなどにより、傾向をつかみ対策を立てる意味で有意義な機会になると思われます。

Q3 同志社女子大学音楽学科へ受験を希望していますが、実技をはじめ専門科目について、指導していただける先生を紹介していただけますか。

受験生のために講師を紹介しています。ご希望の場合は、音楽学科事務室(TEL0774-65-8501)にお問い合わせください。

Q4 私は高校時代から個人レッスンを受けていますが、同志社女子大学出身の先生ではありませんので、指導方法が異なるかもしれません。このような場合、受験に不利なのでは?

そのような心配は一切ありません。本学の入学試験はあなた自身の表現技術を評価するものです。頑張って勉強と練習を続けてください。

入試について

Q5 演奏専攻を希望しています。一般入試(前期日程・音楽実技方式)では実技と学力試験のいずれが重視されますか。

専門実技などの配点が270点(320点満点中)と高い比率を占めます。これに対し、科目試験(英語など)の配点は50点です。合否は総点により判定しています。

Q6 学外試験場はないのでしょうか。

演奏専攻は京都試験場のみですが、音楽文化専攻を推薦入試SやC、一般入試で受験する場合には、全国各地の学外試験場で受験が可能です。ただし、推薦入試Cの二次(面接)は京都試験場で実施します。

入学後について

Q7 音楽学科の在学生には、高等学校の音楽科の出身者が多いですか?

年度や専攻楽器により異なります。演奏専攻入学者でも、高等学校の音楽科出身者に限らず、吹奏楽経験者などの割合は年々高くなっています。音楽科以外の出身者であっても、入学後の4年間の学びで成果をあげています。

Q8 音楽文化専攻を希望しています。推薦入試Sや一般入試で受験し、入学した場合、入学後の専門的な勉強についていけますか?

楽典やソルフェージュなどを専門的に学んだことのない入学生でも「楽典」の授業や、習熟度別クラスの「ソルフェージュ」などで基礎から学べる環境と指導体制を整えています。

Q9 音楽文化専攻の学生も実技科目を履修することはできますか?

ピアノおよび声楽の実技を1年次から4年次まで履修することができます(一部については必修です)。また、2年次から4年次まではピアノ以外の楽器実技を履修することができ、「合奏」の科目を履修することにより、さまざまな楽器による小編成のアンサンブルでも指導を受けることができます。

Q10 吹奏楽部に所属しています。ピアノはあまり得意ではありません。音楽文化専攻のカリキュラムでピアノ実技が必修ですが、入学後ピアノのレッスンについていけるでしょうか?

大丈夫です。入学後のピアノレッスン(「副科ピアノ」)は各自の能力に応じたきめ細かなレベル設定が可能です。

Q11 小学校教諭の免許状を取得することができますか?

音楽文化専攻では、中学校教諭一種免許状(音楽)および高等学校教諭一種免許状(音楽)の取得を前提として、選考のうえ10名を上限に、現代社会学部現代こども学科に設置している小学校教員免許課程の所定の科目を履修し、小学校教諭一種免許状を取得することが可能です。

Q12 音楽療法士に関する資格を取ることはできますか?

音楽文化専攻では、所定の科目を履修すると、2種類の音楽療法士に関する資格(日本音楽療法学会認定音楽療法士受験資格および全国音楽療法士養成協議会認定音楽療法士(1種)資格(称号))が取得できます。

Q13 学寮について知りたいのですが。

京田辺キャンパス正門前にいづみ寮(2020年4月供用開始)を設けています。施設内には音楽学科学生のためにピアノも設置しています。

Q14 ピアノが置ける下宿やマンションに入りたいのですが…。

このような条件を希望する学生に対して、学内の生活協同組合(大学生協)などで、適切な物件を紹介しています。

Q15 同志社女子大学独自の奨学金制度はありますか?

公募によるものと推薦によるものでさまざまな奨学金制度があります。特に推薦による奨学金には、音楽学科生のみが対象となる奨学金制度があり、優秀な成績を修めた学生が推薦されています。公募による奨学金には、50,000円~授業科相当額の1/2以内までの給付額が定められた、数多くの制度が設けられています。


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