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文学研究科
英語英文学専攻 博士課程(前期)
■人材養成目的
(教育・研究目的)
広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力またはこれに加えて高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培うことが博士課程(前期)の目的である。これに基づいて本専攻では、英米の言語・文学・文化の各分野をより細分化した形で深く学び、その背景である西洋文化を深く理解することを目的とする。また、グローバル化された世界において英語は共通言語としての役割をますます高めているが、コミュニケーション手段としての英語運用能力を、より高度に学ぶことを目的とする。
(人材養成の指針)
真の国際理解のためには、自国の文化と相手の文化に対する深い理解が必要不可欠である。そのためには幅広い知識の修得が必要であるが、それとともに視野の広い豊かな人間性を持つことが重要である。本学の良心教育を柱とするキリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツ教育を重視する。有能であり、かつ豊かな人間性を持つ英語教師あるいは英語を媒体に社会に貢献する人材を養成することが本専攻の目指すところである。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
【知識】
有能であり、かつ豊かな人間性を持つ英語教師あるいは英語を媒体として社会に貢献する人材として活躍するために、英米の言語・文学・文化の各分野において、広範かつ深い知識を修得できるようになる。
【態度】
英米の言語・文学・文化の各分野において、個別分野に対する理解を深め、対象に対する鋭い分析や批判を行うことができるようになる。
【技能】
優れた思考力や分析力、高度の英語運用能力を活かし、専門知識や英語を媒体に社会貢献ができるようになる。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
英米の言語・文学・文化の各分野において、広範かつ深い知識を修得し、有能であり、かつ豊かな人間性を持つ英語教師あるいは英語を媒体として社会に貢献する人材を養成するために、A類およびB類に区分して講義科目・演習科目から構成されるカリキュラムを設置する。英米の言語・文学・文化の各分野において、基本的な知識・技能を修得し、真摯に研究に取り組む態度を身につけ、個別分野に関する高い専門性を兼ね備えるために以下のとおりカリキュラムを構築する。
- 良心教育を柱とするキリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツ教育を重視する。
- A類には、イギリス文学科目群、アメリカ文学科目群、英語コミュニケーション・英語教育科目群を設置し、修士論文作成につながる科目を配置する。B類は、A類科目を補完し幅広い視野を身につけるための科目群で、イギリス文学・文化科目群、アメリカ文学・文化科目群、ヨーロッパ文学・文化科目群、英語学・英語教育科目群、英語運用スキル科目群を配置する。
- 専門分野に偏ることなく幅広い知識の修得を目指して、修士論文のテーマに合わせて選択必修を課す。
- 幅広い知識の修得と視野の広い豊かな人間性を培うために他研究科、他専攻の科目についても8単位まで修了に必要な単位に算入できる。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
- 英米の言語・文学・文化に高い関心と探求心を有する者。
- コミュニケーションの手段としての英語をより高度に活用する技術を習得したいという意欲を有する者。
英語英文学専攻 博士課程(後期)
■人材養成目的
(教育・研究目的)
専門分野について研究者として自立して研究活動を行い、またはその他の高度に専門的な業務に従事するのに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を養うことが博士課程(後期)の目的である。これに基づいて本専攻では博士課程(前期)よりもさらに深く英語また英米文学を深め、国際的分野においても活躍できる高い専門的能力と深い教養・豊かな人格を備えた社会人の育成を目的とする。
(人材養成の指針)
より豊かな発想と、深い知識と鋭い分析力とを持つだけではなく、本学の建学の理念である良心教育を柱とするキリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツ教育を体現する英語英文学研究者または英語を媒体に社会に貢献する人材を養成することを目指す。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
【知識】
英語英文学研究者または英語を媒体として社会に貢献する人材として活躍するために、英米の言語・文学・文化の各分野において、深く広い知識を修得できるようになる。
【態度】
英米の言語・文学・文化の各分野において、個別分野に対する理解を深め、対象に対する鋭い分析や批評を行うことができるようになる。
【技能】
高度の英語運用能力を活かして、高度な専門性や研究能力を活用し、その成果を社会に還元することができるようになる。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
英米の言語・文学・文化の各分野おいて、博士(前期)課程で修得した知識をさらに深め、英語英文学研究者または英語を媒体として社会に貢献する人材として活躍するために、指導教員のもと、英文学、比較文学、言語学、英語学の各専門領域における特別研究を履修し、論文指導を受け、研鑽を積む。学会発表および研究論文の発表を義務付け、博士論文を完成させる。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
- 英米語・英米文学の研究領域において既に研究実績を持ち、独自の研究テーマを確立し、さらにそれを深く研究しようという意欲を持つ者。
- 英米語・英米文学に関する高度な知識を必要とする業務に従事する意欲を有する者。
日本語日本文化専攻 博士課程(前期)
■人材養成目的
(教育・研究目的)
広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力またはこれに加えて高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培うことが博士課程(前期)の目的である。これに基づいて本専攻では、日本語・日本文学・日本文化に関する知識や理論を、より高度なレベルで幅広く修得し、次世代に豊かな日本の文化遺産を継承することのできる人材を育成することを目的とする。また「日本語」の教授に関する知見と技術の教育を通じて国際社会に寄与していくことのできる人材を育成することを目的とする。
(人材養成の指針)
専門に関する知識や理論の修得のみに終らず、歴史学・宗教学・文化人類学などの他分野の知識や理論の修得にも努め、学際的な視点で日本文化に対する幅広い教養と視野を持つ人材を育成すること、また良心教育を柱とするキリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツ教育を基本的理念とする本学の理念にのっとり、人間に対する深い洞察と国際的な広い視野を持つ人材を養成することを目指す。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
【知識】
次世代に豊かな日本の文化遺産を継承し、また「日本語」の教授に関する知見と技術を通じて国際社会に寄与するための、日本語・日本文学・日本文化それぞれの分野における広範かつ深い知識を修得できるようになる。
【態度】
日本語・日本文学・日本文化に関する課題について、単に専門的学術研究の立場からだけでなく、総合的な観点から探究できるようになる。
【技能】
日本語・日本文学・日本文化に関する課題について、専門的学術研究に基づいた効果的で的確な意見を表明できるようになる。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
日本語・日本文学・日本文化に関する分野において、広範かつ深い知識を修得し、次世代に豊かな日本の文化遺産を継承することのできる人材を育成するために、また「日本語」の教授に関する知見と技術の教育を通じて国際社会に寄与することのできる人材を育成するために、A類およびB類に区分された講義科目また演習科目を設置する。また、それぞれの分野における基本的な知識や技能の修得と個別分野に関する高い専門性を兼ね備えるために、以下の通りカリキュラムを構築する。
- 1. 良心教育を柱とするキリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツ教育を重視する。
- 2. 専門に関する知識や理論の修得のみに終らず、他分野の知識や理論の修得にも努めるために、A類に設置した、いずれかのコースから最低12単位を選択必修するものとする。
- 3. A類は、修士論文作成につながる科目として、日本文学・日本文化コース、日本語・日本語教育コース、及び音楽文化コースに特殊研究を設置する。B類は、A類科目を補完し幅広い視野を身につけるための科目群として、特論科目や講義科目を配置する。
- 4. 人間に対する深い洞察力と国際的な広い視野を持つ人材を養成するために、他研究科、他専攻の科目についても8単位まで修了に必要な単位に算入できるものとする。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
- 日本語・日本文学・日本文化に幅広い興味と探求心を有する者。
- 次世代に日本文化を継承しようとする意欲を有する者。
- 外国に日本語・日本文学・日本文化を発信したいという希望を有する者。
日本語日本文化専攻 博士課程(後期)
■人材養成目的
(教育・研究目的)
専門分野について研究者として自立して研究活動を行い、またはその他の高度に専門的な業務に従事するのに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を養うことが博士課程(後期)の目的である。これに基づいて本専攻では、(1)博士課程(前期)よりもさらに専門分野に関わる高度な研究能力と専門知識とを備えた研究者・教育者を養成すること、(2)日本語教育とその方法について研究開発できる能力を備えた研究者・教育者を養成すること、(3)国際的分野で活躍できる高い専門的能力と深い教養・豊かな人格を備えた社会人を育成することを目的とする。
(人材養成の指針)
各専門分野における学問を継承し深化させることのできる能力だけではなく、さらに新しいパラダイムによる日本文化研究を切り開くことのできる人材の養成を目指すが、その前提として、本学の教育理念である、良心教育を柱とするキリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツ教育を生かした、バランスのとれた豊かな人間性を育てるという基本的な教育方針がある。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
【知識】
高度な研究能力と専門知識を備えた研究者・教育者として活躍するために、その基盤となる豊かで幅広い学識を修得できるようになる。
【態度】
日本語・日本文学・日本文化に関する各専門分野における学問を継承し深化させるだけではなく、さらに新しいパラダイムによる日本文化研究を切り開くことができるようになる。
【技能】
日本語・日本文学・日本文化に関する高度な専門的知識や研究能力を活用し、その分野の専門家として社会に還元できるようになる。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
日本語・日本文学・日本文化に関する分野において、博士(前期)課程で修得した知識をさらに深め、専門分野にかかわる高度な研究能力と専門知識を備えた研究者・教育者として国際的舞台で活躍できる人材を育成するために、日本語、日本文学、日本文化史、芸術文化の各専門領域における特別研究を、指導教員のもとで履修しながら、論文指導を受けるものとする。また、そうした研鑽の成果が質の高いものであることを保証するために学会発表および論文の発表を義務づける。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
- 日本語・日本文学・日本文化の研究領域において既に研究実績を持ち、独自の研究テーマを確立し、さらにそれを深く研究しようという意欲を持つ者。
- 日本語・日本文学・日本文化に関する高度な知識を必要とする業務に従事する意欲を有する者。
情報文化専攻 修士課程
■人材養成目的
(教育・研究目的)
21世紀は「知識基盤社会」の時代であると言われる。このような時代を生きる人間の知的・文化的営為の探求には、従来の文化研究の枠組みを基にした新たな「情報文化」という視点が求められる。本専攻では、この現代的課題に「メディア文化」と「表現文化」という2通りのアプローチを有機的に結合して挑む。「メディア文化」分野では、人間に根本的な影響を与えるメディア、すなわち言語、テキスト、マスメディア、インターネット、都市などを研究対象とし、その多様性を踏まえながら、知的・文化的問題としてのメディアを探求する。「表現文化」分野では、情報発信の方法を、創作と分析批評などを通して追究する。さらに、両分野に共通する基本的な知識としてメディアの理解、メディアによる表現、そしてその双方に共通する基盤である言語や認知に関連する知識、メディアの調査分析手法などを習得する。
(人材養成の指針)
「メディア文化」分野と「表現文化」分野における研究を通じて、情報メディアに関わる高度な専門的知識を有するとともに、先端のメディアを駆使した表現力やプロデュースカを発揮することのできる専門的職業人を養成する。また、共通分野科目や他研究科・専攻科目の履修を通して幅広い視野と教養を獲得させ、グローバル化、絶え間ない技術革新、幅広い知識と柔軟な思考力に基づく判断の重視、性別や年齢を問わない参画といった社会変化に対応できるようにする。具体的には、マスコミ関連分野、広告関連分野や一般企業における広報・宣伝部門を担う人材をはじめ、lT関連分野におけるシステム・エンジニア、プログラマー、またメディアを駆使したデザイナーやアーティストなどの芸術系分野、さらに情報メディア系教育分野など、多様な分野で活躍することのできる人材の育成を行い、広く現代のメディア社会の発展に寄与することを目指す。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
【知識】
「情報文化」という視点で文化研究、文化的実践を行うときに必要となる幅広い視野と関連分野の知識を習得する。また、「メディア文化」あるいは「表現文化」分野における高度な専門的知識を習得する。
【態度】
グローバル化や絶え間ない技術革新が進む社会の中でその成員として主体的に関わりをもち、さまざまな問題を「情報文化」の専門性を活かして創造的に解決して行こうとする態度、精神力を身につける。
【技能】
「情報文化」という視点で文化研究、文化的実践を行うときに必要となる問題発見力、調査・分析力、先端のメディアを駆使した表現力、プロデュース力などの専門的技能、基礎的汎用的技能を身につける。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
本専攻の「人材養成目的」を踏まえ、以下で述べる教育課程を編成・運営し、あわせて修士論文指導を行う。それにより、「ディプロマポリシー」であげた「知識」「態度」「技能」を備えた専門的職業人を養成する。「メディア文化」「表現文化」分野の専門的知識や技能、学問的思考様式を習得させるため、演習形式で授業を行うA類科目群を設ける。これらは選択科目であるが、履修が特定の研究分野に偏ることを避けてバランスの取れた専門性を身につけさせるため、分野ごとに修得すべき単位数に下限を設ける。幅広い視野と関連分野の知識、態度、基礎的汎用的技能を学ばせるために、講義形式で授業を行うB類科目群を設ける。これらは「メディア文化」「表現文化」「共通」の各分野で構成されるが、研究分野に関わらず自由に選択して履修できる。あわせて、文学研究科の他専攻、国際社会システム研究科、生活科学研究科のB類科目を履修して修了要件単位数に組み入れることができる。それにより、本専攻の教育課程ではカバーし切れないさらに幅広い視野と関連分野の知識の習得を可能にし、学生の知的好奇心・探究心に応えられるようにする。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
- 多様化するメディアと人や社会との関係について強い関心と探究心を持つ者。
- メディア文化や表現文化分野における学術研究に強い関心を持つ者。
- メディアを利用した表現や作品制作に強い意欲を持つ者。
- 対象分野の研究を始める上で必要となる基礎的な専門知識と研究手法を身につけている者。
国際社会システム研究科
国際社会システム専攻 修士課程
■人材養成目的
(教育・研究目的)
グローバル化が進展するこれからの日本社会にあって、国際社会に対する正しい知見に基づいた国際友好の進展は、不可避的条件である。国際社会の最大の目標である「共生」に至る道を探るために、「国際協力と国際組織」(国際組織の活動を中心とした国際協力)「国際交流と社会」(文化・経済・環境政策面での国際交流)「現代社会と文化」(各国・各地域の文化的多様性と社会の調和)「現代社会とこども」(教育的な面からの現代社会とこどもの関わり)という四分野を設定している。国際社会システム研究科は、国際的視点のもとに研究を進展させ、これら四分野にわたる総合的知見を身につけた研究を進展させることで、高度な職業的専門人を育成することを教育目的としている。
(人材養成の指針)
国際社会と国際組織や国際交流に関する知見、および現代社会の諸領域についての宗教学的、社会学的、心理学的、教育学的知識を学ぶことにより、国際問題や現代社会に関わる問題についての理解力と解決力を身につけ、これらを生かして国際機関・NPO、教育・研究職の他、多国籍企業、マスコミ・ジャーナリズム、自治体や企業の国際部門、初等教育または中等教育の現場で活躍できる人材の養成に力を入れている。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
【知識】
「国際協力と国際組織」「国際交流と社会」「現代社会と文化」「現代社会とこども」という四分野から、国際的課題や現代社会の諸問題に関する深い専門知識を修得する。
【態度】
本学の建学の精神である「国際主義」を体現するために、21世紀の国際社会の諸課題に主体的に関わり、かつ指導的な役割を果たすことができる職業的専門人としての態度を身につける。
【技能】
専門的知識を修得し論理的思考を養うことで、国際問題や現代社会に関わる問題についての理解・解決を促す諸技能を身につけ、他分野の専門家との協力を通して諸課題に取り組むことができるようになる。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
国際社会と国際組織、国際交流、教育に関する知見を広げ、現代社会の諸領域について専門的知識を修得し、論理的思考を養うため、「国際協力と国際組織」「国際交流と社会」「現代社会と文化」「現代社会とこども」の四分野に科目を配当する。教育上の特色として、ケーススタディ、フィールドワークなどを織込み「理論と実践」の両面から指導を行うことが挙げられる。
A類科目(選択必修)として「国際協力と国際組織」「国際交流と社会」「現代社会と文化」「現代社会とこども」のそれぞれの分野に特殊演習を設ける。A類科目は研究を行う上で不可欠な基礎的知見並びに方法論を修得することを目的としたもので研究指導教員が担当する。さらにB類科目(選択)として、より専門的な知識を修得し論理的思考を養うため、各界専門家が担当する応用・各論科目を配置する。学生はA・B類科目の履修を通じて得た知見を、研究指導を経て修士論文に結実させる。
研究科運営にあたっては、本学の建学の精神である「国際主義」を体現しうる人材を輩出すべく、科目履修・研究指導を両輪とした教育課程充実を常に心がける。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
- グローバルな諸問題に関心があり、国際組織、多国籍企業、国際関係、国際政治などの研究を通じて将来的に国際貢献を目指す者。
- 国際化が人材形成や市民性に与える影響に着目し、国際交流の理論的、政策的な分析に関心を持つ者。
- グローバル化と文化の関連性に関心を持ち、地域文化、教育、思想などの研究を通じて現代社会の諸問題の解決に取り組む者。
- こども・家族・教育・ジェンダーなどの問題に着目し、国際的な視野から諸問題を分析・解決しようとする者。
十分な研究成果を上げるためには、英語をはじめとする外国語運用能力が不可欠である。また社会科学に関連する科目群の学習を通じ、知識のみでなく論理的思考力を養っておくことが求められる。
薬学研究科
医療薬学専攻 博士課程
■人材養成目的
(教育・研究目的)
医療の現場における臨床的な課題を対象とする研究領域を中心とした高度な専門性や優れた研究能力を有する薬剤師等の養成に重点をおいた教育・研究を行い、医療薬学の学術・教育の発展と充実に寄与すると共に、がん領域等の専門薬剤師など高度専門的職業人、臨床薬学・医療薬学の研究者・教育者、治験・臨床開発の従事者などを育成することを目的とする。
(人材養成の指針)
薬学研究科医療薬学専攻博士課程は、高度化した薬物治療における医療と創薬科学をつなぐ医療薬学の研究・実践によって難病の克服や医薬品の安全使用などの社会的要請に応え、基礎薬学と医療薬学を包括した総合的な学術としての薬学を体系的に修得し、大学・研究所、医療機関、民間企業や地方自治体において、医療薬学の充実に貢献できる高度な専門性や優れた研究能力を有する高度専門的職業人およびその人材を育成する指導者の養成を目的とする。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
【知識】
医療薬学の充実・発展に貢献できる高度な専門性や優れた研究能力を有する高度専門的職業人、およびその人材を育成する指導者として活躍するために、基礎薬学と医療薬学を包括した総合的な学術としての薬学を体系的に修得できるようになる。
【態度】
基礎薬学と医療薬学を包括した総合的な学術としての薬学の知識と技術を駆使して、薬学の研究分野に能動的な参画ができるようになる。
【技能】
基礎薬学と医療薬学を包括した総合的な学術としての薬学の先端分野において、独創的な研究を遂行し、高度な専門性や優れた研究能力を活用し、その成果を社会に還元することができるようになる。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
基礎薬学と医療薬学を包括した総合的な学術としての薬学を体系的に修得し、医療薬学の充実に貢献できる高度な専門性や優れた研究能力を有する高度専門的職業人およびその人材を育成する指導者を育成するために、研究指導科目、講義科目、実習科目から構成されるカリキュラムを設置する。 広範な薬学領域において、必須となる基本知識・技能の習得と、特定領域に関して高い専門性の習得を両立させるために、以下のとおりカリキュラムを構築する。
- 講義科目を、基礎薬学領域(A群)、医療薬学領域(B群)、実践的臨床薬学領域(C群)の3群に分け、学生の求める専門性に応じて選択履修するが、専門領域に重点を置きつつも、関連性のある領域の知識を身につけさせ、過度な専門化に陥ることなく、柔軟な発想をもって専門性を発揮させるものとする。
- 薬学に必須な技術を修得するために、基礎薬学領域に関連した技術の修得を目的とした『基礎薬学総合実習』、医療薬学領域に関連した『医療薬学総合実習』、および実践的臨床薬学領域に関連した『実践的薬剤処方解析実習A』を配置し、必修科目とすることにより、領域横断的な構想に、技術的な裏付けを与える。
- 高度な臨床能力を修得するため、薬剤師免許を持つ学生を対象に、関連病院の臨床現場における『実践的薬剤処方解析実習B』を配置し、選択履修することにより、高度な専門薬剤師職能のスキルを磨くことができる。
- 基礎的知識・技術の修得は、低学年時に集中させ、その基盤の上に立ち、必修科目である1年次から4年次まで連続して設置する研究指導科目『薬学特別研究Ⅰ~Ⅳ』によって国際的レベルの博士論文を完成させる。
- 日々の研究活動のなかで、その成果と意義を国の内外を問わず議論し、新しい考え方を構築していくコミュニケーション能力、ディスカッション能力を涵養していく。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
本研究科の教育研究上の理念・目的に沿った教育・研究を行い、3つの分野(A群:基礎薬学領域、B群:医療薬学領域、C群:実践的臨床薬学領域)における研究を通して、医療薬学の充実に貢献できる高度な専門性や優れた研究能力を有する高度専門的職業人およびその人材、すなわち臨床領域の科学者としての問題解決能力を備え、医療現場においてチーム医療の一翼を担いうる高度な専門性をもった薬剤師、および医療現場を熟知した、あるいは医療における問題意識を高く持つ薬学研究者・教育者を輩出することを目指している。この目的を達成するため、本研究科では次のような学生を求めている。
- 医療現場において知的リーダーシップを発揮することにより医療に貢献しようとする強い意欲を持つ学生
- 医療現場における問題意識に基づき、創薬・医療・健康に関連する基礎科学の進歩の必要性を自覚している学生
- 医療に対する社会的ニーズに応えるため、基礎薬学領域の進歩に貢献しようとする強い意欲をもつ学生
- なお、医療現場での勤労経験、特に薬剤師としての経験をもつ社会人であって、上記資質をもつ者は、特に本研究科が求める学生像である。
生活科学研究科
生活デザイン専攻 修士課程
■人材養成目的
(教育・研究目的)
生活デザイン専攻には、生活全般を生活デザインとして見直すため、多様化するくらしと、くらしをとりまく環境のデザインを追求する「くらしのデザイン分野」と、社会と共にあるこころのあり方を、くらしの中の人間関係の視点から追求する「こころのデザイン分野」が設置されている。本専攻は、両分野を結合することにより、衣・食・住を中心に、くらしに係わる経済・児童・倫理・こころ・福祉・環境問題に関する高度な専門知識と研究能力、デザイン能力および実践能力を養成することを教育目的としている。本専攻の教育の特徴は、リベラル・アーツの精神にもとづき、両分野の問題を多方面から考察・研究することにある。
(人材養成の指針)
生活デザイン専攻は、修得した多岐にわたる高度な専門的知識と研究能力、デザイン能力や実践能力をもとに、「くらしのスペシャリスト」(「くらしのデザイナー」、「こころのデザイナー」)として多方面で活躍できる優れた人材を養成することを目的としている。具体的には、くらしに係わる企業(住居やアパレルなど)、くらしや児童などに関する出版関係、国民生活センターや福祉団体などの行政機関や団体、大学・短大などの教育機関で活躍できる人材を養成する。また、家庭科の専修免許状も取得可能であり、中学校・高等学校教員としてもー層の活躍ができる。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
【知識】
学部で獲得した知識や理解を踏まえて、生活科学領域が学際的な広がりを持ちつつ相互に深く関連していることを理解したうえで、自ら設定した研究主題に関する専門的な知識を修得する。
【態度】
先行研究の網羅的な探索につとめるとともに、自ら調査した結果を客観的に分析して考察を深めることを通して、多様化する生活の進展に対して積極的にかかわろうとする態度を身につける。
【技能】
生活の中で問題の所在を発見し、その解決のために計画・立案・実行することを通して、よりよい社会の実現に資する技能を身につける。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
生活デザイン専攻では、人材養成目的の達成をめざして、広範にわたる生活科学領域を、くらしのデザイン分野とこころのデザイン分野に大別してカリキュラムを編成している。各々の分野にはA類演習科目群とB類特論科目群とをもうけ、学生の求める専門性に応じた選択履修とするが、研究主題を設定した分野以外からも一定単位以上を履修する規定をもうけることによって、広い視野に立ってディプロマポリシーにしめした知識・態度・技能を身につけることができるように導く。 社会人の入学をも視野に入れ、夜間開講科目を設置している。また、学際的な性格の本専攻にあって、各学生の研究テーマによっては、本専攻以外の授業科目からも示唆をえることができるように、文学研究科ならびに国際社会システム研究科設置の科目からも修了単位として算入することを可能にしている。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
「21世紀」は、今までになくさまざまな民族、宗教を背景にもつ人たちが「国境」を超えて、交わり、くらしを共にする時代に入っている。私たちは、今までにない「隣人」と共にくらす生活スタイルを、新しい時代の生きるスタイルとして構築していかなくてはならない。そういう時代の新しい「共生のくらし」や「共生のこころ」を、新しい発想の元に「デザイン」し、さらなる「くらしやすさ」「こころの通じやすさ」を追求でき、「デザインを考えることは生活を考えることであり、生活を変えることはデザインを変えることである」と考える学生を求める。
- 来るべき時代の多様な価値観をもった人々が、共に暮らし、共に家族を形成してゆける「くらしのデザイン」「こころのデザイン」を創造できる「くらしのデザイナー」「こころのデザイナー」を目指す人材を求める。
- 「くらし」をめぐる自然・社会・人間・文化・こころに関する高度な研究能力・デザイン能力および実践能力を生かし、企業・行政・団体・学校などで高度の専門性を有した「くらしのスペシャリスト」として活躍したい人材を求める。
食物栄養科学専攻 修士課程
■人材養成目的
(教育・研究目的)
食物栄養科学専攻は、「食物栄養科学コース」と「臨床栄養学コース」からなる。「食物栄養科学コース」では、「食」に関する実験を中心とした研究活動を展開することで、研究能力はもとより「食」についての高度な専門知識を兼ね備えた研究者や専門的職業人を養うことを教育目的としている。一方、「臨床栄養学コース」では、病態栄養学を中心とした講義科目、高度先進医療を実施している病院での1年間のインターンシップ(管理栄養士としての職場を有する者にあっては、各人の職場における研究活動)、医師と協力して行う病態栄養の症例研究などを通じて、高度で実践的な管理栄養士の知識と技術を磨くことを教育目的としている。
(人材養成の指針)
食物栄養科学専攻両コースにおける人材養成は、他大学院(博士後期課程)への進学希望者に対する指導を含めながらも、主として修士課程修了をくぎりとしている。
「食物栄養科学コース」を修了した学生は、研究能力や「食」についての高度な専門知識が要求される大学・短大の教員や企業の研究者として活躍できるよう養成する。このコースでは家庭科の専修免許状も取得可能であり、中学校・高等学校教員としてもー層の活躍ができる。
また、「臨床栄養学コース」を修了した学生は、臨床現場における多職種チーム医療の一員として医師らほかの専門職と連携し、高度な栄養管理を遂行できる管理栄養士として活躍できるよう養成する。特に、「臨床栄養学コース」は日本でも先駆けて食物栄養科学専攻に設けられたコースであり、本生活科学部卒業生のみならず、キャリアアップを目指す現役管理栄養士が在籍している。
■ディプロマポリシー(学位授与方針)
食物栄養科学コース
【知識】
学部で身につけた食品学・調理学・栄養学に関する知識や経験を踏まえ、さらに実験を中心とした「食」に関する高度な専門知識を獲得する。
【態度】
研究目的の達成まで弛まぬ努力を続け、得られたデータから客観的に結論を導き、社会に還元する態度を身につける。
【技能】
課題解決に必要な研究計画を立案・実行し、得られた結果を客観的に把握・分析し、論文にまとめ発表する技能を獲得する。
臨床栄養学コース
【知識】
臨床栄養学を中心とした栄養学の知識や臨床経験(実習経験を含む)を踏まえ、臨床現場における管理栄養士としてのインターンシップ、もしくは臨床現場における研究活動を通して、さらに高度で実践的な知識を獲得する。
【態度】
高度な知識や研究能力を生かし、医療などの現場における高度専門職業人として業務の質を向上させる態度を身につける。
【技能】
多職種チーム医療の中で医師ら他の専門職と連携し、医療に貢献できる高度な栄養管理技能を獲得する。
■カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
食物栄養科学コース
「食」に関する高度な専門知識と技術に加えて研究能力を兼ね備えた専門的職業人や研究者を育成するために、食品学、調理学、栄養学3分野の講義科目と研究指導科目から構成されるカリキュラムを設置する。講義科目をA類(特殊研究)とB類(特論)に分け、前者では通年で「食」に関する高度な専門知識を獲得させ、後者では関連領域の知識を補完する。研究指導科目(特別研究)では、在学期間を通して担当教員を中心に継続的に研究指導を行い、客観的かつ持続的な研究態度を養う。また、修了年においては研究を論文にまとめさせ、大学院任用教授に対する口頭発表と質疑応答でディプロマポリシーに対する達成度を評価する。
臨床栄養学コース
高度で実践的な知識を獲得するために、病態栄養学を中心とした講義科目と臨床栄養学特別研究から構成されるカリキュラムを設置する。講義科目をA類(特殊研究)とB類(特論)に分け、前者では通年で臨床栄養学に関する高度な専門知識を獲得させ、後者では関連領域の知識を補完する。臨床栄養学特別研究では、管理栄養士としてのNST(Nutrition Support Team)や栄養指導等を中心とするインターンシップ、もしくは臨床現場における研究活動を通して、さらに高度で実践的な知識・技術と態度を獲得させる。また、修了年次中に中間発表を大学院任用教授の前で行わせ、進捗状況を確認する。修了前に臨床栄養学特別研究で得た成果を論文にまとめさせ、大学院任用教授に対する口頭発表と質疑応答でディプロマポリシーに対する達成度を評価する。
■アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
求める学生像
本専攻は「食」に関する高度な専門知識と研究能力を兼ね備えた研究者や専門的職業人の育成、あるいは臨床現場におけるチーム医療の一員として高度な栄養管理を遂行できる管理栄養士の輩出を目指している。この目的を達成するため、以下のような学生や社会人を求める。
食物栄養科学コース
- 学部で身につけた食品学・調理学・栄養学に関する知識や経験を踏まえ、さらに実験を中心とした「食」に関する高度な専門知識と研究能力を獲得したいと望む者。
- 獲得した専門知識や研究能力を試験研究機関・食品企業での研究・開発や学校等での教育に生かすことを目指す者。
臨床栄養学コース
- 臨床栄養学を中心とした学部レベルの栄養学の知識や実習経験を踏まえ、臨床現場における管理栄養士としてのインターンシップを通して、さらに高度で実践的な知識を獲得したいと望む者。
- 医療などの現場における管理栄養士として就業している中で、自ら高度専門職業人として業務の質を向上させるために、より高度な知識や研究能力を獲得しようという意欲を持つ社会人。
- 多職種チーム医療の中で医師ら他の専門職と連携し、高度な栄養管理技術を用いて医療に貢献できる管理栄養士を志す者。
